1. いかにも「高そうな結婚」を決める女

斎藤薫の美容自身2

2015.04.23

いかにも「高そうな結婚」を決める女

人気連載「斎藤薫の美容自身 STAGE2」。 毎月第2水曜日更新。

いかにも「高そうな結婚」を決める女

玉の輿じゃない、"高い結婚"をしたいなら、あなたが「姫」になれ!

2千億円のオーナー社長との結婚……2千億円の想像がつかないから、逆にそのスゴさがあんまり伝わってこないくらいスゴイ結婚だ。でも、どこかの県の年間予算よりも大きな数字と聞くと鳥肌が立つ。もちろんそんな2千億円結婚を決める女は昔からいたのだろうが、最近はどうしてもそこに女の“格差社会”を見てしまって、何だか肩から力が抜けていく。たとえば、このたびめでたく年商2千億円の結婚を決めた“神田うのの場合”に、あなたは何を思っただろうか?それほどの“玉の輿感”がないのは、本人がもともとお金持ちな匂いをぷんぷんさせているからだが、そうかやっぱりそこへ落ち着くのかという“納得”が脱力感とともに訪れる。

この人を見る限り、スゴイ結婚を決める人は、何か生まれつき決まっていて、“その運命に従っただけ”という見方もできるし、自分はそのくらい“高い値段の女”という自覚を、一瞬たりともひるむことなく持っていると、あそこまで昇りつめることになるのだろうかとも思える。いや、あくまで一般論で考えるなら、正しいのはたぶん後者だろう。明らかに自分は“高い結婚をするべき女”という自覚を365日持ち続け、当然のように、そして悠然と“高い結婚”を決めていく女が、今の時代ある数いるのである。

そこにあるのは、いわゆる“玉の輿願望”とはまったく異なる志向。“玉の輿”は大なり小なり自分は“下”にいて、結婚によって明らかに身分違いの上のクラスへ一気に這い上がること。だから“玉の輿”は虎視眈々と狙いすまして挑むもの、あるいは相手をハメるものだったと言っていい。しかし今の日本に増えている“高い結婚をする女”は、自分が相手より“下”にいるなんて微塵も思っちゃいない。さあ、この高価な私を射止めるのは誰「 みたいに、金持ち男たちを見下ろしている。そんな“心の中から高級ブランド”みたいな女たちがすでにひとつの層をつくっているのだ。