1. 2007年度版 要するに"いい男"って誰なのか?

斎藤薫の美容自身2

2015.04.23

2007年度版 要するに"いい男"って誰なのか?

人気連載「斎藤薫の美容自身 STAGE2」。 毎月第2水曜日更新。

2007年度版 要するに

うまい、安い、おもしろい、だから飽きないB級グルメみたいな男が、今の女を幸せにする。

“いい女”の定義は、時代が変わっても、そう大きくは変わらない。少なくとも、“彼女にしたいタイプ”と“妻にしたいタイプ”は、ほぼ普遍のもの。しかし“いい男”の定義は何だかいつも曖昧だ。相変わらず『好きな男』のNo.1は、天下のキムタクだけれど、みんなこう思っている。自分のまわりにキムタク好きなんていないけど、なぜ……って。キムタクはすでに、、いい男”の記念碑みたいな存在になっているのかもしれない。

だって、現実に多くの女性が、夢にキムタクが出てきたことがあると証言する。キムタクに「好きだ」と言われたり、キムタクが自分のカレシだったりするような夢。でも特にファンじゃないのになぜ?って思う。それが、潜在意識の中での、“いい男”と現実が、大きく離れてきてしまっている証拠なのだ。そう今は、“B専”の時代なんて言われるくらい、ブサイクな男がいい、Bランクの男がいいっていう新しい価値観が勢いを増している。しかしこれは大昔からある女の命題、『男は顔じゃない』とはちょっと意味が違う。『男は顔じゃない』は言うまでもなく、顔よりハート、顔より能力……そういう意味だったわけだが、今どきの“B専”志向は、“ブサイクな男のほうが女は都合がいい”という意味。そこにある違い、わかるだろうか。