
整理収納アドバイザー兼VOCE編集者・芦田の 整理収納ごろく。整理整頓が好きすぎて、資格を取ってしまいました。そんなVOCE編集者・芦田が本や実習から学んだ、整理収納に役立つ心構えや実践的収納術をアドバイスいたします。
スペースはあなたの目の前にある
ああ、もう置く場所がない、しまう場所がない、というとき。実は、違います。収納スペースは、今あなたの目の前にあります。
そうです。収納には実は“高さ”を利用する、という手があります。
壁には何もかけたくない、ないほうが空間が広く見える、というのは正しいです。その通りです。しかし、そうもいっていられないほど日本の住環境は狭いわけですから、壁を有効活用しない手はないわけです。
実は、壁に棚を付ける用具は驚くほど多岐にわたり、オシャレになっています。壁にねじ穴をあけられない、という方にもフックピンのみで固定できる壁に取り付けられるラックや棚がたくさんあるので、ぜひ取り入れてみてください。
文具・家電は収納しやすく進化している
ひと昔の電動鉛筆削りといえば、これですね。
最近私が手に入れた鉛筆削りはこれです。電池で動くコンパクト電動鉛筆削り。
そうです。実は、文具や家電は驚くほど形状がシンプルにかつ、収納しやすくコンパクトに変化しています。実用商品の多くが思い込んでいた形とは変化しています。
セロテープ台、と言えばこれですね。
最近私が手に入れたテープ台はこれです。冷蔵庫などに貼れる強力マグネット式。
文具一つをとっても、機能はそのままに、現代は収納しやすくなっているんです。このことに気が付くと、家にあるさまざまなものの“形”への思い込みがなくなるかもしれません。
収納とは、思い込みを変えること、発想力のたまものなんですね。
Edited by 芦田 夏子
公開日:2018.12.29