1. ストライクな女、ボールな女 そこに見えてくる"女の価値"の真相

斎藤薫の美容自身2

2015.04.23

ストライクな女、ボールな女 そこに見えてくる"女の価値"の真相

人気連載「斎藤薫の美容自身 STAGE2」。 毎月第2水曜日更新。

ストライクな女、ボールな女 そこに見えてくる

あの有名アンケート『抱かれたい男・抱かれたくない男』は健在だが、別の女性誌アンケートで『抱きたい年下男は?』というのがあった。なるほど今はそういう時代……そんな折も折、妙な番組を見てしまう。30代超の女性タレントをひとりずつ俎上に載せ、大学生の男子十数名が、その人は“女”として自分にとってストライクな女かボールな女かを判定していくもの。ジャッジするのが大学生なのは、ある程度経済力のある年上女に誘われたら、ついていくか?という関係性をもとに“生理的好み”を聞くため。10歳から20歳の年齢差を超えて誘いを受け入れられるかという、大人の女の品定めだ。

しかしこれを、まったくしょうもない企画と簡単にはやりすごせなかった。その番付を見たら、単に“若く見える美人アンケート”にはとどまらない。かなりシビアで冷静な、大人の女の評価基準がそこに炙り出されていたからである。少し前に見た“暫定的な順位”にすぎないが、男子大学生にとってのストライクな女の上位に杉本彩、高木美保、ちょっと意外な島崎和歌子。“国生さゆりのようなタイプ”も抑えてのランクイン。20歳そこそこ、まだ10代かもしれない年下男から見た年上女の魅力。それは“若く見えること”でも“なまじ若いこと”でも、また単なる美貌でもない。むしろ色気と清潔感、知性、人間性、正義感と包容力、あるいは女としてのバランス感覚……それらと美貌との兼ね合い、わりにそういう複雑で奥深いものであることが見えてきたのだ。若い男も、意外なほどよく見てる。その内面性を。いや本来“芸風”やTV的キャラに隠されているはずの微妙な部分をちゃんと見抜いている。

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