1. 世界で最も美しいアラフォー、グウィネス・パルトロウの最強勝ち組人生の歩み方

2016.05.10

世界で最も美しいアラフォー、グウィネス・パルトロウの最強勝ち組人生の歩み方

かつて『People』誌の「世界で最も美しい女性」に選ばれたこともあるグウィネス・パルトロウって、実はハリウッドで最も美味しいポジションにいる女性セレブじゃないかと、私は常々思っている。演劇一家に生まれた血筋のいいお嬢様女優で、出演作にも恵まれ、’98年には『恋に落ちたシェイクスピア』でオスカーを獲得。マドンナやデザイナーのステラ・マッカートニーなどの大物セレブには可愛がられ、パーソナルトレイナーのトレイシー・アンダーソンとは意気投合し、ジムを共同経営。GOOPというライフスタイルブログを執筆したり、料理本を出版したり、女優以外のサイドビジネスでも順風満帆という、ちゃっかりさもある。

世界で最も美しいアラフォー、グウィネス・パルトロウの最強勝ち組人生の歩み方

プライベートではブラピやベン・アフレックなどのいい男たちと散々恋愛した挙げ句、2003年にはコールドプレイのヴォーカル、クリス・マーティンとの間に可愛い娘を授かってゴールイン。現在では二児のママでもある。

——要するに、ちょっと前に流行ったHave it all=すべてを手に入れた女性、を地で行くのがグウィネスなのだ。夫のクリスと、今でも仲良しみたいだし……。

幸せな結婚生活を維持しているカップルが希少なハリウッドにおいて、グウィネスはどうやって仕事とプライベートの成功を両立しているのだろう? その秘訣を、グウィネスはこう語っている。

私の人生はうまく行っているわ。それは私が、人生に対して受け身じゃないから。私はまがい物じゃない、「本物」だけに投資するの——「本物」の人々や、信念に基づく行動を取ることを、「本当」の私のためにしているのよ

My life is good because I am not passive about it. I invest in what is real. Like real people, to do real things, for the real me.

アレもコレも、は手に入らない。ということを、人は、大人になるにつれて学んで行く。だから、“人生で大事なことに正しい優先順位をつけられること”は、すべての成功している女性に共通した能力である。限られた時間の中で、自分がつきあうべき友人を見極め、その人たちに誠意を持って接すること。健康や美容など、“未来”の自分に投資すること——などが、その一例。

完璧主義者で知られるグウィネスだけど、何も、若い頃からパーフェクトな人生を歩んできたわけではない。ブラッド・ピットと破局したときには「彼と別れる前の自分にはもう決して戻れないと思う」と語るほど傷ついたし、厳格すぎるマクロビオティックのせいで、若くして骨疽訴訟症を患ったことも。——そんな彼女が最近のインタビューでこんなことを語っている。

「私はオーガニックコスメを愛用しているけど美容レーザー手術も受ける。炭水化物は摂らないけれど、週に1度、土曜の夜だけはアメリカン・スピリッツのタバコを一本だけ吸うことを自分に許可しているの。オーガニックな豆腐とタバコの間のちょうどいいバランスをみつけることが、人生の面白みなんじゃないかしら」

体型をキープするために炭水化物は我慢するけど、ストレス解消のためのタバコはゆるす。それが今年40歳になったグウィネスにとって、今のちょうどいい“バランス”だという話は、とても興味深い。そしてそれと同じように、手痛い失恋や極端過ぎるダイエットの失敗があったからこそ、グウィネスは自分にとって、ちょうどいいバランスのライフスタイルをみつけられたんだと思う。

きっと彼女は様々な痛い経験を経て、自分にとっての「リアル=本物」をみつける審美眼を手に入れ、「これからは本物だけに投資しよう」と心に決めたに違いないのだ。そして彼女が人生に対して受け身ではなかったことは、そのアクティブなキャリアや生き方を見ていればわかる。

すべてを手に入れようとすることを放棄して自分にとって価値のあるものだけを大切にした結果、彼女は自分にとって必要なすべてを手に入れることができたのだ。なんとも不思議な話だけど、それが人生の真理、ってやつなのかも。

結婚や恋愛と仕事の両立は、現代の女性にとって最大の課題とも言える難問。だからこそ一日24時間を、自分が今やるべきことをやり、本当に会いたい人に会うことに使いたい。そのために、まずは自分にとってのリアルを知らなきゃ、ね。

photograph:AFLO