1. 齋藤薫さんが紐解くダイエット事情「名もなき“心がけダイエット”」

2016.06.16

齋藤薫さんが紐解くダイエット事情「名もなき“心がけダイエット”」

齋藤薫さんが、アンケートを通して世の女性たちの実態を調査。今どきの女性像をマーケティングし、賢い生き方を読み解いていきます!今回のテーマは「ダイエット」。ダイエットを通して見えてくる、女の生き方とは?

 でもそれ、おそらくは炭水化物のせいなのだろう。この10年ほどで最大のブームとなったのは、やはり炭水化物抜きダイエット。しかし、74%が経験している失敗ダイエットで、多くを占めるのがこの炭水化物抜き。リバウンドだけじゃない。やつれたり、肌がひどくくすんだり、また体をこわしてしまったり。ダイエットってじつはコワイんだということを思い知らされる。やっぱり食事はバランスよく食べなきゃという絶対的な教訓を得たはず。単品ダイエットや置き換えダイエットも含め、偏ってはいけないのだという……。しかも、ブームになるダイエットはなぜか皆ストレスを生み、ストレス太りをもたらすと……こうした失敗が、名前のついたダイエットよりも、“何となくの心がけ”こそが大切なのだということに気づかせたのである。だから今回、96%が何となく“心がけだけの名もなきダイエット”を続けているという結果がもたらされた。なるべくカロリーを抑えるよう心がける。なるべく夜遅くに食べないよう心がける。なるべく歩くよう心がける……。じつはそういう脳にも体にも負担がない“ゆるさ”こそ大切なんだと気づく人が一気に増えたということなのだ。ようやく常識を取り戻した日本のダイエット事情。リンゴダイエットからざっと30年はかかったけれど。

Q.5 今、痩せたいところはどこですか?

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●お腹:ぽこっと出ていて妊婦によく間違えられるから。
●フェイスライン:年齢とともに首と差がなくなってきた。
●二の腕:いつからこんなに逞しくなったの。
●腰まわり:まずはここから太る。
●体重:とにかく落としたい。
●背中:下着のくい込みがせつない。
●脚:常にむくんでいる。
●太もも:妊娠中に太くなったらそのままに。

Q.6 ずばり、ダイエット中ですか?

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【若いころに比べて痩せにくくなった?】 
YES…75% 

●代謝が悪くなった。
●翌朝もむくみが残っている。
●1キロ以上が痩せない。

Q.7 あなたはダイエットしていることを周りの人に公表しますか?

【する】
●食事の際、気まずくなるため。
●ダイエットは当たり前のことだから。
●そのほうが自制できる。

【しない】
●阻止されるから。
●見た目は痩せているので、周りの人にしたら嫌味に思われるので。
●成功しないと恥ずかしいから。

【その時によって】
●夫にはスイーツを買ってこないように言うが、友だちと食事をしている時は気を遣わせないようにダイエットの話はしない。
●やる気度が高い時は公表する。

Q.8 ダイエットとまではいかなくても、体型維持のために心がけていることは?

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【食事面で気をつける…78%】
●腹八分目。
●夜は炭水化物を食べない。
●間食しない。
●食べる順番。
●酵素ジュースを飲む。
●甘いものは食べない。
●揚げ物と牛肉は外出の時だけ。
●カロリーの低いものを摂取。
●自炊する。
●白い小麦系食品をなるべく避ける。
●夜遅くに食べない。

【運動面で気をつける…70%】
●毎晩ストレッチ。
●なるべく歩くようにしている。
●水泳。
●週末はジョギングとピラティス。
●軽い筋トレ。
●ヨガ。

【その他】
●睡眠の確保。
●ストレスを溜めない。
●鏡で裸をチェック。
●毎日体重計にのる。

Q.9 体型維持のためにコスメやサプリを使ったことはありますか?

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【効果あり】
●漢方薬を飲んだら、血流が良くなった。冷えが改善された気がする。
●引き締め効果はあまり実感したことはないが、スリミングコスメを塗っていると肌はすべすべになる。

【効果なし】
●残念ながら効果はイマイチ。
●ダイエットサプリを飲んでいると逆に安心してしまう。
●海外のダイエットピルなどを試したことがあるが、同時に食事制限をするので、それ自体に効果があるのかわからない。

文:齋藤薫
構成:Nana Araki

VOCE2016年7月号

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