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【対談】恋愛を有利に進めるワザ♡神崎恵さん×名越康文先生

公開日:2016.06.26

女心をちっとも理解してくれないし、何を考えているのかも理解不能! 私たちにとって“?”だらけな男子たちの頭の中を、モテのカリスマ神崎恵隊長と精神科医の名越康文先生が徹底解剖。これを読めば男心の達人になれる!?

女心をちっとも理解してくれないし、何を考えているのかも理解不能! 私たちにとって“?”だらけな男子たちの頭の中を、モテのカリスマ神崎恵隊長と精神科医の名越康文先生が徹底解剖。これを読めば男心の達人になれる!?

自分から「好き」と伝えるそれは負けじゃないんです

名越先生:「恋愛相談を受けるたびに感じるのが、女性って男性の方から『好きだ』とか『付き合おう』とか言わせようとする。これらの言葉を相手から引き出せば、優位に立てると思ってる。でもね、実際はそうでもないんですよ」

恵隊長:「『私、あなたのことが好きなの』と言われたら、伝えた気持ちは確実にその男性の心に刻まれます。その時点ではまったく意識してなくても、たとえほかに気になる女性がいたとしても。もちろん、それだけで恋は成就しない。だけど、確実に一歩前に進めるはず!」

名越先生:「気持ちを先に伝えてしまう。これって実は、恋愛を有利に進めるためのワザ。負けでは決してないんです」

恵隊長:「私自身、いつも自分の気持ちは隠さず伝えます。そもそも違う人間同士。何もせずに、気持ちをすべてわかってもらおうなんて無理だと思うから」

名越先生:「また、恋愛においては、嗅覚に訴えるのも有効な手段なんですよ」

恵隊長:「香りって確かに、脳への刷り込みができる気がしますよね。いい香りにしても、嫌な香りにしても、一定の思い出や感情を喚起させる力があるというか」

名越先生:「そう。人間の五感の中で、一番古い能力が嗅覚。さらに唯一、脳に刺激がいわばダイレクトに届くのも、この嗅覚だと思います。今のタブレットやスマホ、パソコンに常に触れている生活は視覚が優位になりがちだけど、一瞬で印象までもガラリと変わる。そんなパワーを持つのはやはり、嗅覚なんですよね」

恵隊長:「男性って驚くほど匂いに敏感。以前VOCEで調査したときにも、『いい香りの女性に惹かれた経験がある』と答えた男性がすごく多くて」

名越先生:「好ましい香りは、絶対に強みになりますよ。それとともに、相手の体臭にも少し気をつけた方がよいと思います。体臭が好ましいと思える、あるいは気にならない男性でなければ、関係が長続きしないし、相性的にも違う相手なのかもしれないから」

元カノの話をされても涼しい顔して受け流そう

恵隊長:「彼が元カノの話ばかりする、別れた今でも会っている。このような、元カノ問題に悩む女性もすごく多い」

名越先生:「確かに、女性はスパッと切り替えて新しい恋に心が向くけど、男性はそうではない傾向はあります。ただ、これって昔の彼女に未練たらたらな場合ばかりではないんです。男性は自分の恋愛遍歴のアーカイブを作りたいだけ。こんなことを言うと女性には驚かれるかもしれませんが、あえてはっきり言うと、狩猟が趣味の人が今まで仕留めた獲物を剝製にして飾る。その感覚に近い」

恵隊長:「女性は、新しい恋をするとその人が一番になるし、過去はどうでもよくなる。つまり“上書き”されるんだけど、男性の場合、旧彼女の記憶はそのまま保存されたまま、今の彼女のフォルダが新たに作られる感じ。それに男性って実は自信がない人が多いから、“こんなにモテてた俺”を知ってほしい欲求も強い。別に今カノより元カノが好きだとか、そういうことではないの。だから気にせず、話をされても受け流せばいいと思う」

名越先生:「その通り! それに自慢したがりの男性というのは、アイデンティティー障害な場合も。自信のある自分がつかめていないから、他者から“すごい”と認めてほしくて仕方ないんですよ」

恵隊長:「男ってめんどくさい生き物(笑)」

名越先生:「本当に(笑)。しかも、アーカイブだからといって、浮気を絶対にしないというワケでもないのがやっかいなところ」

恵隊長:「そうなんですよね。ただ、だからといって携帯を盗み見たりするのは得策ではないと思うんです。だって、そこで何かを見つけたとしても、真実を確かめる術はないし、携帯を見たという負い目も消えないし。疑心暗鬼になるより、彼と心地よく過ごすことにエネルギーを使った方が、うまくいくし効率もいいはず」

名越先生:「五千人以上診察した中で、相手を過度に監視する恋愛がうまくいった事例はゼロ。だから、神崎さんの言う通りゆったり構えるのが賢いやり方ですね」

●精神科医 名越康文先生●
明快かつ説得力ある語り口で、TVや雑誌でも大活躍。男女の心の違いとモテの仕組みを鋭く解説した「女はギャップ!」(扶桑社文庫)は恋に悩む女子必読の名著。

モデル:神崎恵
撮影:神戸健太郎(人物)、伊藤泰寛(商品)
ヘアメイク:高橋里帆/Three Peace
スタイリング:川崎加織
取材・文:中川知春

VOCE2016年8月号

VOCE2016年8月号
特集 「VOCEにしかできない! VOCEでしか読めない! 信じるべきはVOCEベストコスメ」詳しくは→http://i-voce.jp/magazine/magazine_voce/

Edited by 三好 さやか

公開日:2016.06.26