1. “パート”と“フリーランス”、子どもがいたらどっちで稼ぐのがお得ですか? 【ビューティQ&A】

2016.07.24

“パート”と“フリーランス”、子どもがいたらどっちで稼ぐのがお得ですか? 【ビューティQ&A】

日曜日の【ビューティQ&A】は「お金」。Yahoo!ファイナンスなどでも経済情報を発信し、ファイナンシャルプランナーとしても活躍中の花田浩菜さんが、VOCE読者のお金の悩みに回答してくれました♪

“パート”と“フリーランス”、子どもがいたらどっちで稼ぐのがお得ですか? 【ビューティQ&A】

今回のお悩み読者:machirudaさん
22歳/webライター/富山県在住

Q: まだ初めて2年たたないくらいの駆け出しフリーランス(WEBライター)ですが、実際子どもがいてパートとかで稼ぐのと、フリーランスで家の中で稼ぐのとどっちがお得なの?

A:メリット、デメリットはそれぞれ!
「家庭に合ったライフスタイル」を話し合って判断を

2016年10月からは今まで税金や年金などを旦那様の扶養に入り自分の負担がかからない扶養内での働き方、いわゆる「103万、130万の壁」と呼ばれていた基準が変わることになります。そのため、同じような悩みを持つ方も増えてきています。

「お得」という面で考えるのには、収入には様々な要素が絡んできますので「旦那様が会社員で年収が同じ」、「住む地域が同じ」「収入が同じ(103万)」、「旦那様の扶養に入る」など、全てを同じ条件で金銭面のみを比べる必要があります。
またこの場合(上記条件が同じ、103万円の年間収入の場合)にはフリーランスには夫の住民税、所得税が掛かってしまうようになる為、パートの方が手取りの「世帯収入」は多くなることになります。

しかし、旦那様が自営業か、会社員か? や世帯収入、住む場所やご自身の収入が異なるだけでがらりと「どちらが得?」という点も異なるため、一概に「こちらが得!」と断言することはとても難しいこと。
パート、フリーランス、どちらもそれぞれにメリットとデメリットがあるため、それを踏まえて「家庭に合ったライフスタイル」で考えることがオススメです。それぞれのメリット、デメリットを10月からの基準変更点と併せて、オススメの「はたらき方スタイル」をご紹介しますね。

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【パートや派遣など、お給料収入の場合】

メリット

  • 給与所得控除(65万円)が使え、年間103万までは妻の所得税負担なし、夫の扶養に入れる
  • 厚生年金があり加入する場合、目先の手取額が少なくても将来受け取ることができる年金が毎年増える
  • 病気けがなどで休んでも条件により「傷病手当」など受け取れる可能性も。また、会社の健康保険や共済に入れるのであれば、子どもの出産の際の「出産手当金」として産休時も手当金がもらえる会社も
  • 時給制やお給料制なので、計算もしやすく、安定的な収入が得られる
  • 会社によっては福利厚生が使えるケースも


デメリット

  • 「その場」にいないと働くことが出来ない場合が多く、子どもが未熟児の場合などは働きに出るのが難しく、保育園なども検討しなければならない
  • 扶養に入る場合年金・健康保険の保険料負担の発生が10月より年収130万以上→106万以上に引き下げ(1部の大企業の場合)

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【フリーランスの場合】

メリット

  • 自由な時間が多く、家族といる時間も増える。働き方によって子どもが小さくても家にいながら働くことも可能
  • 将来を見据えたキャリアアップも可能でより稼ぐことが出来る可能性も
  • 夫の扶養に入る場合、年金・健康保険の保険料負担の発生は10月からも年収130万以下のまま
  • 「必要経費」として関連する費用を引くことが出来る


デメリット

  • 給与所得控除が使えないため38万円以下でないと妻の所得税がかかり、夫の所得税も増える
  • 安定収入はないため、仕事がなければ収入0
  • 福利厚生などはないため、病気で働けない場合などの手当金ももらえない

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ざっと確認してみると夫の扶養内で安定的に働きたいか? 保障を重視するか? という点は特に重視するポイントとなってきそうです。また、パート、フリーランスを「目指すライフスタイル」別でおすすめのタイプもご紹介します。

パートや派遣がオススメな方のライフスタイル像

  • 安定的に働きたい方
  • 手当や福利厚生なども重視する方
  • 「職場」のつながりや環境が欲しい方

フリーランスがオススメな方のライフスタイル像

  • 家族との時間や自由な時間を多く取りたい方
  • 安定ではなくとも、得意なことを仕事にしたい方
  • 扶養を超えて、長い目で見ても年齢・場所関係なく働くスタイルを目指す方
  • 将来的に収入もアップさせたい方


一生にわたるお金が関わる働き方は、「家庭それぞれの理想のスタイル」を一緒に築いていく事がなにより大切になってきます! 将来を踏まえて、考えてみてはいかがでしょうか?