1. 30代の平均貯蓄額は? マイホーム購入やFX投資に必要な年収、用意するお金はいくら?【ビューティQ&A】

2016.08.07

30代の平均貯蓄額は? マイホーム購入やFX投資に必要な年収、用意するお金はいくら?【ビューティQ&A】

日曜日の【ビューティQ&A】は「お金」。Yahoo!ファイナンスなどでも経済情報を発信し、ファイナンシャルプランナーとしても活躍中の花田浩菜さんが、VOCE読者のお金の悩みに回答してくれました♪

30代の平均貯蓄額は? マイホーム購入やFX投資に必要な年収、用意するお金はいくら?【ビューティQ&A】

今回のお悩み読者:ちびゆりさん
29歳 / 専業主婦 / 東京都 / 貯金額200万

Q:30代だと平均どのくらいの貯金額があるのでしょうか。
既婚者だと何才くらいにどのくらいの年収で家を購入するのでしょうか。またFXに興味があるんですが、どのくらいの貯金額から始めるのが良いですか教えてください。

A:30代夫婦の世帯平均貯蓄額は596万円。

総務省が発表した平成26年の「全国消費実態調査」 によると、30代の年齢階級別貯蓄(2人以上の世帯)は平均世帯収入は596万円、平均世帯年収は602万円。ちなみに都道府県別で見ると貯蓄現残高が多い順に東京都、神奈川県、福井県、愛知県、香川県となっています。

しかし、平均値の計算の仕方は高い方〜0の方も全て含め、人数分で割るという計算方法なのであくまで「平均値」にしかすぎません。実体よりも実は少し高くなりがちなのです。30代で基本的な平均貯金額は「年収と同程度」が平均的な貯めているべき目安金額と考えると良さそうです。

参考:総務省統計局 
http://www.stat.go.jp/data/zensho/2014/

マイホーム購入と年収の関係って?

「家を購入する年収」なども気になるところですが、実は今の時代では「どのくらいの年収や年代で買う」ということも特に無くなってきました。極端に言えば、企業に勤めている2年目の社員で住宅購入する方もおりますし、60代を超えて購入される方もいらっしゃいます。どちらかといえば年収よりも「結婚」「子どもが生まれた」「子どもが小学生になった」など、人生におけるタイミングで住宅購入を考える方が多いです。

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昔と違って住宅ローンも借りやすくなった今ですが、注意しなければならないのは住宅購入の際には「ローンを借りることのできる額」ではなく「ローンを借りても、家計に支障がない額」をしっかりと計算すること。「頭金はどの程度入れても今の家計に支障が無いか?」など、現状の家計と併せて検討することをお勧めします。

住宅ローンは80歳まで組むことは可能ですが、定年後、70歳を超えてもローン返済をしなければならなくなってしまうととても大変です。現実的に余裕を持って考え、定年前までの65歳までにはローン返済は終えておくことができる年齢で購入、返済計画を立てることをお勧めします。今はマイナス金利により住宅ローンの金利も史上最低額を更新するなど、購入を検討している方にとっては追い風となっていますが、焦ることなく現在の貯蓄額、生活のスタイルを重視し、必要があればファイナンシャルプランナーに相談に行くことも1つの手です。

初めての投資にはFXは高リスク!

また、FXについてですが、今まで投資経験などはありますか?
貯蓄額が200万円ということであれば、現在の生活に余裕があるようでしたら、貯蓄額から必要な額を差し引いた「余裕資金」の「3分の1〜4分の1程度」、もしくは今後毎月貯める額が決まっているようならば貯金に回す額の「3分の1〜4分の1程度」を投資や運用などに回してみることは資産形成を考える際にお勧めです。

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が、初めての投資がFXの場合はかなりリスクが大きいのでは?と考えます。最近の為替変動は激しいため、注目する方も増えてきていますが、FXは外国為替の差益による「証拠金取引」と呼ばれるもので、元金の25倍まで「レバレッジ」をかけられる=「少額の取引で大きな金額を取引できる仕組み」です。その分、手持ちの金額が少なくても利益も大きくなりますが、損失が出ると元金以上のマイナスになってしまうケースも多いにあり、貯金額以上のマイナスが生じてしまうケースもあります。初めての投資商品としてはリスクもかなり高いことは充分に留意して下さいね。

初めて資産形成として運用商品や投資に回す場合であれば、「投資信託」や、「現物株のみの取引を少額から」などでまずは始めてみてはいかがでしょうか? 自分のお金を少額からでも掛けることで普段のニュースなどにも敏感になる、という点でも余裕資金の一部を運用に回すことはお勧めです。しかし、もしこれからの住宅購入などを検討している場合は投資よりもまずは目先の住宅購入と家計について検討してみてからでも遅くありません。是非ご夫婦でも話し合う機会にしてみてはいかがでしょうか?