「大人ニキビ」の悩みを解消!

【大人ニキビ】の予防も、カバーも、即効ケアも!完璧お手入れマニュアル

2021.02.21

VOCE2021年3月号 椎名美月

アラサーという世代的にもマスク常用という環境的にも、吹き出物=大人ニキビに悩む女子が急増中。VOCEが総力を上げて解決策をお届けします!

VOCE2021年3月号 椎名美月

アラサーという世代的にもマスク常用という環境的にも、吹き出物=大人ニキビに悩む女子が急増中。VOCEが総力を上げて解決策をお届けします!

アラサー読者の8割以上が大人ニキビに悩んでいる!

\VOCE読者に緊急アンケート!/

今、大人ニキビに悩んでいますか? Yes:85% No:15%

「前のが治らないうちに次が出てきてしまう! 跡になるのもイヤ(涙)」(VOCEST! 162 釘田明日美)

「おでこや口まわりにぽっこり大きめのものが。ファンデなどで隠れないし、治りづらい!」(VOCEST! 185 塩田純)

「毎月、必ず出現。生理前は予定を入れたくないほど。マスクの影響もあるかも……」(VOCEST! 230 美泉菜月)

まずは「大人ニキビ」スパイラルの原因を知る!

教えてくれたのは…
髙瀬聡子先生

ウォブクリニック 中目黒 総院長・皮膚科医

髙瀬聡子先生

VOCE読者の傾向を踏まえた的確なケア提案が大好評。

菊田雅之さん

資生堂グローバルイノベーションセンター 研究員

菊田雅之さん

大人ニキビとリンクする、敏感肌ケアの開発&情報発信!

AYAさん

ヘア&メイクアップアーティスト

AYAさん

いたわりメイクでナチュラルな美肌づくりの名手。

マスクの頻繁な着脱で温度も湿度も変化し、バリア機能が低下!

「マスク着用中はマスク内の温度と湿度が上がっていき、外すと急激に下がり、再び着けるとまた上がるというようにアップダウンが激しく、肌は一日で春夏秋冬を経験しているようなもの。この急激な温湿度変化はバリア機能を低下させますが、まさにこのバリア機能の乱れこそ、過剰皮脂とともに2大要因。さらに着脱時の摩擦も刺激となり、大人ニキビができやすい状態に」(菊田さん)

VOCE2021年3月号 椎名美月

マスク着用時間が長いほどハイリスク

「マスクで覆われるあごまわりはもともと皮脂分泌が多く、大人ニキビができやすいパーツ。そこにマスクがこすれて摩擦が加わると発生率アップ。さらに原因となるアクネ菌は嫌気性で、新鮮な空気に触れづらいマスク内は菌が繁殖しやすい環境。布製マスクのお手入れが不十分だったり、使い回すと雑菌が増殖しやすいなど、多岐にわたりニキビリスクが高い」(髙瀬先生)

油抜きケアは危険! 大人は保湿ありき

「原因に過剰皮脂が挙げられるせいか、大人ニキビが気になると乳液などの油分を含むケアを避ける傾向が見られますが、逆効果なことも。化粧水と乳液により、水分と油分を補ってきちんと保湿することでバリア機能が整い、大人ニキビ予防に効果的です」(菊田さん)
「肌が乾燥するとバリア機能が低下。そこに過剰皮脂などの条件が加わると大人ニキビが出現。保湿は予防ケアのメイン」(髙瀬先生)

油抜きケアは危険! 大人は保湿ありき

新発見! 花粉症でなくても「花粉荒れ」する

肌が荒れるとターンオーバーが乱れるため、毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、大人ニキビの原因となるが、興味深い新知見が資生堂から。
「花粉に対するアレルギー反応により肌荒れが起こることは知られていますが、新たに花粉のタンパク質自体が肌表面に付着することで直接、細胞にダメージを与えて肌の水分蒸散を促し、肌荒れを起こすことが判明」(菊田さん)
つまり花粉の付着防止策は大人ニキビ予防にも有効。

新発見! 花粉症でなくても「花粉荒れ」する

か弱い毛穴をゴシゴシ……洗うケアの誤解多発!

「毛穴の詰まりをとりたくて、ついゴシゴシ洗いがちですが、毛穴は開いているぶん、実は炎症が起こりやすい繊細なパーツ。強くこすらないよう注意して」(髙瀬先生)
「過剰な皮脂や皮脂汚れが長時間肌に付着していると、毛穴詰まりに繋がり、大人ニキビが。入浴まで待たず、帰ったら即“手洗い・うがい・顔洗い”を習慣に」(菊田さん)

肌の摩擦が大敵! たっぷりの泡で洗うべし
「ゴシゴシ洗いは、肌の乾燥を助長し、ターンオーバーや皮脂バランスも乱すので、優しくていねいに」(髙瀬先生)

肌の摩擦が大敵! たっぷりの泡で洗うべし

クレンジングとメイクの相性は合ってる?
「耐久性の高いファンデは、マイルドなクレンジングミルクでは落ちず、毛穴の中に残る可能性大。互いの相性を考えて選び、きちんと肌になじませ、浮かせてオフ」(髙瀬先生)

クレンジングとメイクの相性は合ってる?

肌の常在菌バランスの乱れが吹き出物を誘発

「“敏感肌のほうが健常肌よりも常在菌の種類が少なく、表皮ブドウ球菌も少ない”“常在菌の中で表皮ブドウ球菌が占める割合が高いほど、肌の水分量は多く、赤みが少ない”“アクネ菌のすべてが悪さをするワケではない”など新発見が続々。いずれにしろ大切なのは常在菌の多様性とバランスであり、整えることで大人ニキビにも効果が期待できます」(菊田さん)

アラサーはできて当然。ストレス&生活習慣が火種に

「皮脂分泌が20代前半をピークに減っていくため、皮脂量が以前よりも少ないのがアラサー。ニキビは過剰な皮脂分泌が原因だから、できにくくなったかと思いきや、さまざまなストレスで男性ホルモンが増えて、ひげゾーンであるあごまわりなど部分的に皮脂分泌が増加。ニキビができやすい状況なところに、睡眠不足や食生活の乱れ、ケアの間違い、マスクの摩擦などの条件が加わってターンオーバーまで乱れると、“待ってました”とばかりに大人ニキビが発生!」(髙瀬先生)

アラサーはできて当然。ストレス&生活習慣が火種に

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すぐ治すための【レスキューケア】