1. 知っているようで知らない!漢方きほんのき

2016.08.30

知っているようで知らない!漢方きほんのき

漢方って何かご存知ですか?「苦~い漢方薬?」「生薬と同じなの?」身近にあるけれども、知っているようで知らない、漢方についてご紹介いたします。

知っているようで知らない!漢方きほんのき

漢方とは……人の暮らしそのもの!

漢方とは予防医学。“未病”=病気未満の状態を癒すのが漢方です。高齢化社会で医療費がかさむ日本。また、若年層でも現代病が増えている中でこの“未病”を癒す漢方の考えや東洋医学が、今、見直されています。漢方と言うと漢方薬のことだと勘違いされがちですが、「漢方」=「漢方薬」ではありません。漢方の本質は中国古来よりの自然哲学に基づく「医学」「薬学」「養生学」のシステムにあります。

その中でも基本となるのは「養生学」。「大自然医学養生学」とも言われ、「自分の健康は自分でつくる」というセルフメディケーションの考え方を重視しています。大自然のリズムにのっとった調和のとれた生活習慣へと改善しながら、人間本来の理想的な「健康」を実現する事が最大の目的です。なので決して擂粉木や、茶色くて苦いお薬=漢方ではないのです。

漢方で特に大切なのは、養生学

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先ほどお伝えしたように、漢方とは予防医学。その中でも“養生学”が特に大事なんです。養生とは簡単にいえば、生活に留意してできるだけ病気にならないようにすること。摂生に努めること。そうして、「生命力、自然治癒力を高めていきましょう」というのが漢方の基本であり一番重要とされる部分です。

漢方の歴史についてはまた次回以降で詳しく書かせていただきますが、古代からある中国の医学、中医学・韓国の韓方・日本の漢方には密接なつながりがあります。漢方は中国から伝わった中医学が日本の風土や人の暮らしに応じて日本らしく変化発展したものであり、中医学と同じくではありません。中医学、韓方、漢方は同じものではありませんが、ルーツを同じくし、どの考えでも大切にされているのが未病の考え。

中国医学の個展には「上工治未病」という有名な言葉があります。名医は未病を治すという意味で、未病とは肩凝り、吹き出物、便秘、冷え、不眠……など病気ではないものの(その手前)身体が不調の兆しをサインとして出している状態。本当の名医はこの時点で病が芽生える前もしくは色の段階で未然に防ぐ養生の指導をしてくれるのだと言います。

このような身体のサイン、日々感じることはありませんか?漢方は現代を生きる私達に(そんなサインを感じたらどの様に病に繋がるのを防いだら良いのか)、その知識を教えてくれるものです。

養生とは、健康そのものなんです!

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“人の身は父母を本とし、天地を初とす。
養生の術をまなんで、よくわが身をたもつべし。
これ、人生第一の大事なり。(巻第一の1)“

上記は江戸時代の本草学者で儒学者の、貝原益軒が書「養生訓」の序文で書いたものです。養生とは健康そのものですが、現代私達の考える心身の健康に加えて益軒は論語のような、儒教の考えを盛り込んでいました。養生=人の生きる道として説いたのです。論語の中にも多く見られる内容ですが、自然や大地、親からいただいた心身を大切にしましょうという考えです。

忙しい毎日の中で、大事にできているでしょうか。現代人は食生活を初めとするライフスタイルと、自然の集約である身体とのズレが大きくなっています。そのために不調や病に繋がることもある。と言われています。もう一度、自分自身の事を見直して、大切にしてみませんか。

生薬と漢方は違うの?

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よく聞く「生薬」とは漢方薬の原料のことなです。例えば御馴染の薬味、生姜も生薬。ですが、お薬以外にも様々な使用法がありますよね。その中には化粧品原料に使用できるものもたくさんあるんです。私がプロデュースしているTHERAもそのひとつ。陰陽五行論に基づいてつくった5エモーションズラインはご好評いただいてるんですよ~

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漢方って難しそう???

今回は“漢方ってなに?”から少々難しいお話になってしまいました。ですが、方は決して難しい理論ではありません。生活そのもの、の事ですので簡単に毎日の暮らしに取り入れることができます。私自身、THERAを通じて、漢方のこと、養生のこと、生薬のこと、医療や薬学に携わられている方とは少し違った視点でお伝えしていけたらと思います。
次回は陰陽五行論やハンドクリームの事も、もう少し詳しく書かせていただきますので、お楽しみに♪

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