キムカーダシアンでお馴染み。整形級コントゥアーメイクを日本人がやったらこーなる！

整形級立体メイク

ハイライトやシェーディングを駆使し、立体的な顔立ちをつくりだすメイクのこと。海外では、＂コントゥアーリング＂メイクとして大流行中。

「ここ数年、肌のトレンドは素肌っぽさを活かしたものでしたが、今年の秋冬はエレガントなメイクが注目を集めていることもあり、肌にも立体感やきちんと感が求められてきます 」
と今回のメイクを指南してくれた小田切ヒロさん。

「ぎょっとするようなビジュアルが多く出回っているので非日常感があると思われがちですが、実は普段のメイクにガンガン取り入れてOK。むしろ、僕は撮影でこのテクを使わないことはないほど。リフトアップ効果があり、美人度が増すのでやらないと損ですよ！」
今回は、日本人でも取り入れやすい立体メイクを提案。さあ、早速Let’s Try！

海外セレブの間でも話題

キム・カーダシアン
インスタに堂々とアップし、ブームの火付け役となったのがこの人。完璧ともいえる端正な女優顔は、このメイクなしには完成しない！

イデナ・メンゼル
かの有名な『アナと雪の女王』のエルサ役。世界中を席巻した超一流の大物歌手だけど、これじゃ誰かまったくわからない……。

ロージー・ハンティントン＝ホワイトリー
世界的人気を誇るモデルのロージーにも必須のメイク法なんだとか。誰もが羨む美しい顔も、実はこうやってつくられていた！

編集部・河津が実際にやってみた！

軽いベースメイクと眉だけ描いた状態。なんだか顔全体がのっぺり。

激しめに色を入れまくる立体メイクにトライ！　スゴイ顔です……。

メイク前と比べると効果は歴然！　彫り深感が増し、美人に見える！？

基本のやり方をマスター！

ベーシック編 整形級立体メイクをマスターせよ！

教えてくれたのはこの人！
ヘア＆メイクアップアーティスト 小田切ヒロさん
LA DONNA所属。ユニークなメイクテクの数々が話題に。今回は、普段から実践しているという立体メイクに関してさすがの技を披露！

実際にメイクしてみた！

1.高く見せたい部分に明るい色をオン

Ｔゾーンから鼻筋、目の下、アゴ先など高く引き上げて見せたいところ、立体感をだしたいところに明るい色をのせていく。後々、すべてぼかして広げていくので、あまり広範囲に入れすぎない方がキレイな仕上がりに。

ハイライト

狙った部分に色をのせられるアイテム。軽いタッチでのばしやすい。
NARS コンシーラースティック 1209 ￥2500／NARS JAPAN

2.チークで頰の骨格を操作

チークはまず、ポンポンと3点に色をのせる。横は目尻の下、縦は頰骨の少し下くらいの位置から始まり、最後はこめかみの下まで。斜めに色をのせることで自然と頰がリフトアップしたかのように見え、骨格も強調できる。

チーク

鮮やかな発色のクリームチーク。なめらかな塗り心地が◎。
rms beauty リップチーク ビーラブド ￥4800／アルファネット

3.ローライトで顔の余白を引き締める

立体感を演出するための一番のポイントがココ。奥行きをだしたいところや影にしたい部分に黄み寄りのローライトカラーを入れる。すべて外側に向かってぼかしていくため、フェイスラインより少し内側の位置に入れるのがコツ。

ローライト

影を効果的に演出。
ディオールブラッシュ ライト＆コントゥール 003 ￥6000／パルファン・クリスチャン・ディオール（限定）

完成！

噂のヤバいメイク＝「整形級立体メイク」、実際にやってみた結果……！→http://i-voce.jp/feed/4515/

撮影：城 健太/Vale.(人物),金 栄珠（商品)、ヘア＆メイク：小田切ヒロ/LA DONNA、スタイリスト：金山礼子、モデル：山田愛奈、文・取材：河津美咲、構成：鏡裕子,河津美咲