Beautyインタビュー

母となった【MEGBABY】さん、あえて“事実婚”を選んだ理由を語る。

2021.03.28

VOCE2021年5月号 MEGBABY

昨年には第一子を出産し、母となった、しなやかに、パワフルに自由に生きるMEGBABYさん。3代目J SOUL BROTHERSのELLYさんとあえて“事実婚”を選んだ理由を語る。

VOCE2021年5月号 MEGBABY

昨年には第一子を出産し、母となった、しなやかに、パワフルに自由に生きるMEGBABYさん。3代目J SOUL BROTHERSのELLYさんとあえて“事実婚”を選んだ理由を語る。

トークテーマ①【私の仕事】

頑張って無難に生きるよりリスクを選んで自由に輝く

 無難で失敗しない人生より、リスクを選んで突っ走って、成り上がっていく人生に魅力を感じる性分。なので社会に出た瞬間から、私は常にチャレンジャーでした。モデル、アパレルのネットショップ運営など多様な仕事を経験してきましたが、失敗もそれはもうたくさん。裏切られもしました。だけどそのときの悔しい思いをバネに頑張ったからこそ、今、ここにいるのだと思います。

 美容の世界へと本格的に足を踏み入れたのは、2016年。韓国で心から“これはすごい!”というクリームに出合ったのがきっかけでした。それをどうしても日本で売りたいと思ったのですが、当時の私は知識ゼロ。何のアテもありません。でも、そこで諦めてそのクリームの一ファンでいればいいという選択肢はなかった。今でもそうなのですが、私って何かをやりたいと思ったらもう、“やるか、やらないか”ではないんですよね。“どうしたらできるか”しか考えない。 韓国語もわからないのに必死に勉強して、交渉して、なんとか販売にこぎつけたのです。オリジナル製品を出したときも同じでしたね。成分の勉強から始めて、製品ができたら次は韓国の問屋街にスタッフと二人で乗り込んで、ときには「売るもんなんかないよ!」とお店の人に意地悪されながらもオシャレなパッケージを探し回って……。お金もかけられないので映画『パラサイト 半地下の家族』に出てくるような、半地下の湿っぽいB&Bに泊まって、食事はパックご飯とキムチだけ。インスタのキラキラしたMEGBABYからは想像もつかないような壮絶な日々でした。シャワーを浴びようとしたらシャワーヘッドがカビてたのは辛かったな~。それ以外にも、発売までには大変なことが山ほどあったけど、「こんなにいい製品なんだから、絶対に成功する」と信じていたのでどんな辛いことでも耐えられました。私の仕事ぶりを側で見ているスタッフからは、よく「MEGさんってギャンブラーですよね」と言われます。無謀な挑戦にすぐ手を出すから(笑)。だけど単に無鉄砲なだけではないんですよ。昔から努力は人一倍。綿密なリサーチも欠かさないし、研究もしてるという自負があるからこその、挑戦なのです。ちなみに出産した日も分娩台から戻ってきてすぐに仕事の指示のLINEをしていました。美容の仕事を“インフルエンサーの副業”だなんて言われたくないし、最初にそう言っていた人を絶対に仕事で見返すと決めてるので。

VOCE2021年5月号 MEGBABY

トークテーマ②【私の恋愛】

8年経っても変わらない私たちの恋愛。事実婚は2人で出した答えでした

 パートナーであるELLYさんとは付き合い始めてからもう8年になりますが、今もラブラブ。息子の前ではもちろんパパとママだけど、ずっと男と女でいたいと思ってるし、彼もまたそう望んでいて。 だから、二人でいるときは今もけっこうスイートですね(笑)。マンネリを感じたこともなく。今、産後の体型戻しを必死に頑張れているのは、自分のためであると同時に彼の目にいつまでも“女”として映っていたいという欲求があるから。この前もヒップラインが整ったことを喜んでもらえてうれしかった♡

 私って昔から恋愛体質で、好きになるととことん尽くすタイプ。家事から何から、望むことをすべてやってあげたくなるし、24時間彼のために使いたくなる。ただ恋愛体質だけど、恋愛に依存しているわけではないんですよね。だから、3年前に一度、彼と距離を置いたこともあります。当時はMEGOOD BEAUTYの立ち上げ時でそれに全精力を傾けなければならないのに、彼と一緒にいると尽くしたくなるから。彼はああいう仕事だし、「モテる人だし、離れていっちゃうんじゃない?」と友達からは心配されましたが、私には多少離れたとしても必ず元に戻れるという自信があった。なぜなら私、めちゃくちゃ尽くしてきたから。他の女じゃ満足できないほどに。もちろん、相手に感謝もせずに調子に乗るだけのダメ男だったらうまくいかないですよ。でも、そうじゃないなら100パーセント大丈夫。むしろ、離れている間にお互いの良いところがクリアになって、より気持ちが強くなるから。

 私たちが入籍をしなかったことについて、賛否あるのは分かっています。彼は男女情動なマインドな人だし家族にもなりたい。だけど結婚した男女って世間的に“男性の方が上”というイメージがある気がして。私は常に対等でいたい。また、事実婚は“今”の私たちにとってベストであるだけで、この先ずっと籍を入れないと決めているわけではありません。 だから実は、婚姻届はすぐ出せる状態にして私の親に預けてあります。気が変わったら、ある日いきなり出すかもしれませんね(笑)。

to MEG
日本ではあまり馴染みのないスタイルかもしれませんが親であると同時に男女の関係でいられる感覚があります。かつ、お互い仕事をしているので子供、彼女の仕事面、そこを大事にしていきたい。
by ELLY

【PROFILE】
日本、韓国、中国でモデルとして活躍したのち、2012年にInstagram(@megbaby)を開設。みるみるフォロワー数を伸ばし、インフルエンサーのさきがけとなった。現在はトータルビューティセレクトショップ「MEGOOD BEAUTY」代表をつとめる。

撮影/中村和孝(まきうらオフィス) ヘアメイク/ANNA.(SHI MA) スタイリング/山脇道子(LOVABLE) モデル/MEGBABY 取材・文/中川知春 構成/鏡裕子

Edited by 中田 優子