
美肌の持ち主たちはトラブルを克服したからこそ、美しい肌を手に入れることができた。美容家の小林ひろ美さん、32歳まで“カサカサ日焼け肌”の彼女は、いかにして美容業界屈指の“美白肌”になったかを直撃。
〈美肌格言〉しっかり保湿+コツコツ美白で日焼け肌から生還!
アラサーまで日焼け三昧の日々を送っていたという小林ひろ美さん。今の透明感のある肌からは想像できないけれど……。
「32歳の秋まで日焼けしてました(笑)。肌はカサカサ、点々としたシミが大きくつながってしまい、自分の横顔にドス黒いシミを確認したときは愕然としました」
そこで、一念発起!
「まず、めぐらせ保湿で代謝を高め、しっとりとしたベースをつくり、毎日根気よく美白ケアを続けました。すると、半年くらいでシミの中央が割れ、くすんでいた肌がパッと明るく。“保湿の先に美白あり”と実感しました。シミが気になると、すぐに結果を求めてしまうけれど、美白ケアは積み立て系。毎日コツコツケアすれば、必ず肌は応えてくれます」

UVケアは365日、シミができやすいところは重ねづけ
美白ケアを効かせたいなら、UVケアはマスト。肌に負担をかけない日焼け止めを選び、顔全体に隙間なく塗ること。シミのできやすいCゾーンやフェイスライン、また、マスクによるこすれが気になる頰は重ねづけ。紫外線と刺激からしっかり肌を守って。

“ミルクピーリング”でくすんだ肌に透明感を
くすみが気になるときは、洗顔後たっぷりの乳液で顔全体をくるくるマッサージ。さらに、お湯にひたして軽く絞った“温コットン”を3〜4枚顔にのせ、1分後、優しく拭き取って。こうすると、こびりついていた角質がゆるんでふわっと取れ、肌の水分と油分のバランスも整ってくる。

できたてのシミを素早く消し去るシートマスクテク
お湯を含ませて軽く絞ったホットターバンで、頭皮や耳下腺のリンパを温めながら、美白シートマスクをオン! マスク中、手をグーにしてこめかみなどをプッシュすると、めぐりも代謝も高まり、シミの排出を促してくれる。週に1〜2回行って。

しつこく居座るシミは美白クリームメガ盛りで
しつこいシミには“点美白”を。夜のケアの最後に、シミ部分よりひと回り大きめに美白クリームをメガ盛りし、キッチンペーパーをのせてそのまま就寝。きちんとフタをすることで、朝までじっくり美白有効成分が届き、気になるシミを狙い撃ち!

撮影/松永望(人物)、高橋一輝(近藤スタジオ/静物) ヘアメイク/広瀬あつこ スタイリング/程野祐子 取材・文・構成/寺田奈巳
Edited by 中田 優子
公開日:2021.03.27