SHOCK EYEの神社習慣

湘南乃風で僕だけソロ活動をしなかった理由

2021.04.22

「歩くパワースポット」と呼ばれるSHOCK EYEさん(湘南乃風)が、神社参拝を通して心をクリアにする方法を伝授する好評連載。鶴岡八幡宮での偶然の再会をきっかけに、もう一つの思い出の場所へ。当時の自分を振り返りつつ語ってくれた、SHOCK EYEさん流「悩まないための仕事論」とは。

「歩くパワースポット」と呼ばれるSHOCK EYEさん(湘南乃風)が、神社参拝を通して心をクリアにする方法を伝授する好評連載。鶴岡八幡宮での偶然の再会をきっかけに、もう一つの思い出の場所へ。当時の自分を振り返りつつ語ってくれた、SHOCK EYEさん流「悩まないための仕事論」とは。

鶴岡八幡宮で待っていた、思いがけない巡り合わせ

今回の取材で鶴岡八幡宮に着いた時、僕はあることを思い出した。高校を中退した後、父親に促されて地元のお好み焼き屋さんでアルバイトをしていたのだけど、そのお店に鶴岡八幡宮の神職の方たちも来ていたんだ。鶴岡八幡宮へは毎年参拝していたのに、こんなことを思い出したのは初めてだった。

なんだか不思議な気持ちでそのことを話したら、なんと今回案内をしてくれた神職の方が「多分、私もその中にいたと思います。もしかしたら昔お会いしていましたね」と。ふとした記憶を僕が話さなければ気づくこともなかった、数十年ぶりの再会。すごい巡り合わせだと思わない? そんな話をしていたら懐かしくなって、10代の僕が働いていたお店に、お昼ごはんも兼ねて伺ってみた。

鎌倉駅前のお好み焼き屋さん『津久井』は僕の初めてのバイト先で、最初はそれこそ接客の言葉使いから教えてもらったりと本当にお世話になった。厨房のおばちゃんたちが作ったのを自分が運んで、それを美味しいとお客さんに言ってもらえるのが嬉しかった。お客さんの前で自分が焼くことも多かったから、いかに美味しくかっこいい手捌きで焼けるかを追求するのも楽しかった。

『津久井』の他にも、デビューするまでに数え切れないくらいいろんな仕事をしたけど、どれもある程度ハマって、やりがいを感じながらやれていたと思う。

好きなことがわからない、やりたい仕事が見つからないという悩みはよく聞く。それってきっと「好き」のハードルが上がりすぎて、完璧を求めすぎてしまっているんじゃないかな。好きな仕事であればその分、苦しさも増える。そのバランスを見極めることが大切だと思う。

お客様の前でお好み焼きを作るのはパフォーマンスだから、かっこよく作れるようになりたくて練習した。ずいぶん前のことなのに、身体が覚えてるんだ。

どんなに些細なことでも、心のノイズは放置しない

僕は基本的にどんな仕事にも価値があるし、やりがいは得られると思っている。だからこそ世間の価値観じゃなく、自分の感覚で選ぶことが大事なんだ。目の前のことに集中できるかどうか、自分を肯定できるかどうか。自分の気持ちに正直であれるかを基準にすれば、仕事でコンプレックスを感じることもなくなるはずなんだよね。

僕は昔からどんな仕事でも区別なく楽しんでやれるタイプで、今だって、ミュージシャンでありながら本も書かせてもらったりしている。その中で、音楽のソロ活動は一度も選ばなかった。他のメンバーはみんなやっているし、僕もやろうと思った瞬間は何度もある。でも、トライしかけても自分の中で「何か違うな」と思うから、結局やらずに今日に至る。

それが正解だったかは分からないけど、結局これが運命ってことなんだと思う。僕にとっての「運命」はある日突然、天からぽんと与えられるものじゃなくて、自分の感覚に正直に生きるということなんだ。

自分に気づきを与えてくれる出来事のように、外的な要因ももちろんある。でもきっかけはどうあれ、ハッとした時の自分の気持ちを大切にすること。そして、どんな形でも解決することが大事だ。今いる場所から離れるのでもいいし、もしくは視点を変えて、今の自分を肯定できるようにするのも解決だと思う。

心のノイズを放置しないこと。そうすれば常に迷いがない状態でいられるし、たとえ迷いが生まれてもすぐに解決できるはずだよ。

photo by SHOCK EYE

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