1. リスペクト兄さん・哀川翔が読む本は○○だけ!

2016.12.11

リスペクト兄さん・哀川翔が読む本は○○だけ!

今をときめく旬の人の、お気に入り本をご紹介!今回は一貫した生き様が全員からリスペクト!哀川翔さん!

リスペクト兄さん・哀川翔が読む本は○○だけ!

“男の探究心と飼育熱を掻き立てる3冊”

マニアックでいてわかりやすい大人のための図鑑

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『クワガタムシ・カブトムシの知られざる世界』
吉田賢治
¥1300/ベストセラーズ

毎年5000羽を羽化させているという虫KING哀川さんが、とりわけ愛する生物研究者・吉田賢治さんの新刊。「外来カブトムシが入ってきたのはここ20年くらいだから、新しいジャンルなのよ。昆虫は今でも毎年新種が出るから、図鑑も毎年買い替えないと(笑)」

日本産の爬虫類、実はこんなに多種多様!

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『山溪ハンディ図鑑10日本のカメ・トカゲ・ヘビ』
松橋利光、富田京一
¥2800/山と溪谷社

カメ、トカゲ、ヤモリ、ヘビ……全105種を掲載。「日本の爬虫類ってこんなにいるんだ! とワクワクする。日本原種は冬の間は土から出てこないから、飼育も楽なところがある。相手の命がそこにあるから、飼い主として最低限、環境は整えてあげないといけないよね」

ハサミって男の心を萌えさせるんだよな

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『世界のザリガニ飼育図鑑』
ジャパンクレイフィッシュクラブ(編集)
絶版/エムピージェー

アメリカザリガニ愛好団体による生体図鑑。鎧のようなたくましいボディの魅力や飼育法
が書かれた入門書。「オレが飼ってるザリガニは確実に交尾して確実に子孫を残している。環境がいいからだと思うよ。ペットショップの人が驚くほどオレの家の孵化率は抜群なの」

とにかく自分でケツを持てることしかやんねぇよ

「オレが読む本って、図鑑だけなのよ。最初のきっかけは、1988年に千葉で白いアメリカザリガニが発見されたとき。アルビノじゃない新種の白が見つかってね、今まで赤いザリガニしかいなかったから、なんか一気に夢中になったのよ。それから、30年近くたって今じゃ、赤、青、白、オレンジと4種類も飼ってるなぁ」

一度好きになったら、一過性ではない熱を持ち続け、凝り性であっという間にプロ級になってしまうとウワサの哀川さん。

「繰り返し見返すのは『世界のザリガニ飼育図鑑』。ザリガニは、ハサミを持ってるところがいいの(笑)。攻撃する部位を持っていることに、俺の心を萌えさせる何かがある。グイグイくる攻撃的な威圧感がなんともいえないよ。クワガタムシ、カブトムシもそう。
20冊以上の専門書が家にあるけど、『クワガタムシ・カブトムシの知られざる世界』の著者、吉田賢治さんのマニアックでいてわかりやすい本が好きだね」

好きだから探究する。その縁で広がる世界もある

「今さら、“知られざる”っていうタイトルをつけてきたから(笑)、気になってこの新刊も買ったの。外国の虫をわざわざ輸入して盛り上がってる国は日本くらいだからさ、面白いよね。カンボジアでは悪魔の虫だと言われているのに、日本の子どもたちにはヒーローというのも興味深いよ」

哀川さんは、88mmという世界最大級のカブトムシの飼育でギネスに載ったことが!

「香港からカブトムシを買いにショップに来たお客さんに、“ギネスの人だ!”って話しかけられたときは驚いたよ。そもそも、自分で飼うなら爬虫類までというルールがある。日本種に特化した図鑑『日本のカメ・トカゲ・ヘビ』を見ると、国内だけでたくさんの種がいるんだとワクワクする。生物を飼うって、例えば、自分がごはん食べてるときに、あ、あっちもごはん食べてるかな?って気づけることだけど、その点、カメだったらさ、あいつら2〜3ヵ月ほっといても平気だぜっていう振り幅があるの(笑)。ま、オレはちゃんとマメに面倒みるけど。爬虫類までは求める生育環境のレベルが哺乳類より低いから、用意できるのよ。とにかく自分が絡むんだったら、ケツが持てるところまで。自分の子どもたちに日ごろから言ってることも同じだね、自分がケツを持てるところまでって。できる幅はみんな違うし、考えればわかること」

ここまで筋が通った大人を目指したい!

一貫した生き様が全員からリスペクト!哀川 翔さん

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1961年生まれ。一世風靡セピアの一員としてデビュー。TVドラマ「とんぼ・連続ドラマ(TBS)」などで一躍脚光を浴び、東映Vシネの帝王に。NHK大河ドラマ「真田丸」では主人公の盟友・後藤又兵衛役で出演中。

ちなみに哀川 翔さんの近著はコレ!

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『ブレずに生きれば道は拓ける! 一翔両断!!』
哀川翔 ¥1500/KADOKAWA

芸能界のアニキが語る人生教訓
「当たり前のことしか言っちゃいない」という哀川さん。それがいちいち胸にクるのは、経験値の違い。悩んでいるヒマがあったらアニキの名言を聞くべし!

撮影:くわなのりまさ、文:藤本容子、構成:芦田夏子