1. 齋藤薫が語る「新・鈍感力」とは何か?

2017.01.22

齋藤薫が語る「新・鈍感力」とは何か?

鈍感力が注目されて早10年。あれからストレスは確実に増えていて、やっぱり敏感なのは女の性?気づいちゃうけど、気づかないふりをする、それが今を生き抜く新・鈍感力⁈

齋藤薫が語る「新・鈍感力」とは何か?

Q1.あなたは敏感、鈍感どちらのタイプだと思いますか?

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【敏感派】
●人の機嫌を伺ってばかりいるから。
●小さな変化によく気がつくほう。
●些細なことが気になって仕方がないときがある。

【敏感でもあり鈍感でもある派】
●もともと神経質なところがあるが、年々鈍くなっている気がする。
●自分のことには鈍感だが、女の勘は働く。

【鈍感派】
●恋愛、異性何事に関してもかなり鈍感。

敏感派に聞きました!

☆敏感な面を誰かに指摘されたことがありますか?

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【敏感派】
●職場でも身内からもよく繊細だといわれる。
●友だちから、周りの人をすごい見ていると感心される。
●敏感で細かすぎだとよく注意される。

☆敏感すぎて、苦労したことがありますか?

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【YES】
●手抜きができず、いろんな面で苦労している。
●気をつかいすぎて、言葉につまることがある。
●自分よりも他人を優先しすぎて、疲れる。
●敏感を通り越して過敏。

Q2.あなたはどんなことに敏感ですか?

【人の顔色 77%】
●仕事が接客業なので人がどう思っているかを常に探る癖がついている。

【ニオイ68%】
●電車の中でマスクをしないと辛いときがある。

【音 50%】
●大きな音ではなく小さな音に敏感。
●震災の影響だと思う。

【痛み33%】
●特に皮膚の感覚が敏感。マッサージでも人に触られるだけで好き嫌いがすぐわかる。

Q3.あなたは今、いちばんどんなことに神経をつかっていますか?

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Q4.神経をつかいすぎた後、どんなことでリセットしますか?

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その他
●お酒を飲む。
●お風呂に入る。
●旅に出る。
●音楽を聴く。
●日記を書く。

Q5.あなたは勘が鋭いほうだと思いますか?

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【YES】
●他人の恋する空気はわかるのに、自分のことはわからない(笑)。
●家族からもシックスセンスだと言われるほど、あらゆることに気づいてしまう。

【NO】
●他人が気がつくことに気がつけない。

Q6.鈍感なふりをすることがありますか?

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●相手に警戒させないためにわざと。
●気づかないほうが得な場面があるから。
●あまりに無神経な鈍感人といると、たまらなくイヤになりすぎるときがある。だから、鈍感なフリを貫く。でもセンサーは働いちゃっていてめんどくさい……。
●案外、人は鈍感で気づいていないことも多いし、敏感だと気づかれると、人からこの人は私の気持ちをわかってくれると思われ、必要以上に頼られて逆に自分が疲れることがあるから。
●敏感だと人に気づかれたくないから。

Q7.場の空気が読めず、失敗したことがありますか。

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【YES】
●いつもはそこそこ空気を読めるのに、まれに職場の上司の怒りのスイッチが読めず、怒鳴られることがある。
●同僚の愚痴を自分の意見として、上司に提出したら周りの人にドン引きされた。

【NO】
●読めないときは極力、言葉を発しないようにしている。

Q8.他人の敏感鈍感が気になりますか?

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【敏感な人のここがイヤ】
●敏感すぎる人といると疲れる。巻き込まないでほしい。
●夫が過敏性で、お店の人の態度にいつもキレている。
●敏感すぎる人は要領が悪い。
●知人が食べ物に敏感で、いつもネガティブ発言ばかり。一緒の食事は不味い。
●正直な気持ちを求められるが、そんな要求は重すぎて耐えられない。

【鈍感な人のここがイヤ】
●フォローに回っても同じ過ちを繰り返すから、いつも落胆する。
●他人との物理的距離がわからない人は鈍感だと思う。
●同僚の気づかいのなさがやるせない。
●ずけずけものをいう上司との飲み会は、極力参加しないようになった。
●まわりの人に迷惑をかけていることに気づいていない。
●整形した?などみんなの前でタブーを平気でいうのは本当にやめてほしい。
●区別がつかない。

敏感な人、鈍感な人の対処法とは?

敏感男子
●めんどくさいので、距離をとる。

敏感女子
●無駄に関わらない。
●愚痴を聞いても理解できないふりをする。
●微妙な緊張感を持ちつつ……。
●褒めてあげる。

鈍感男子
●飲み友達としては最適。
●適当に付き合う。
●会話のなかで、鋭いつっこみを入れたりする。

鈍感女子
●この人は鈍感だということを意識して付き合う。
●深い話はしない。
●イライラする鈍感女子とは、距離を置いたほうがいい。外から見るとよさがわかる鈍感女子が多い。

鈍感な人が自らを敏感と思い、敏感な人が鈍感なふりをする。どんどん面倒になる人間関係に見つけた一つの理想

敏感、鈍感……この目に見えない特徴が、人間関係をどれだけ面倒くさくしているかわからない。世の中、鈍感な者同士だけだったらどれだけ楽だろうとも思うほど、いろいろ気苦労させられるのは敏感な方だけれども、でも逆に、敏感すぎる人に関わって、いろいろ厄介なことに巻き込まれるようなことも少なくない。どちらにしても、由々しき問題。今回は敏感鈍感問題をちょっと整理しておきたいのだ。 まず世の中の仕組みとして、鈍感な人間は、もちろん自分が鈍感であることに気づいていない。ひょっとして自分が敏感だと思い込んでいる人もいるくらい。逆に、敏感な人間が鈍感のふりをしたりするケースも少なくない。だから駆け引きのような、とても複雑な面倒くささが出てきてしまう。かくして単純に、敏感さと鈍感さを併せ持っている人が理想的という見方もあって、アンケートでもそういう人が一番多いという結果になった。ただここにも落とし穴があり、例えばこういう人がいる。自分のことにはとても敏感、その敏感な部分を守ろうとして他人に対して鈍感になる。潔癖性などはそのいい例。したがって、敏感と鈍感が同居している人も、手放しには容認できない。人として正しいのは、あくまでも、自分自身のことにはどこか無頓着で鈍感でありながら、他者がどう感じるかということにはとても敏感な人。しかしこういう人が人間関係では一番苦労しているし、損な役回り、全く不公平だけれど、敏感な人は感じてしまうのだから仕方がない。感覚が優れているのだから仕方がない。人より優れているのだから仕方がない。そう納得するしかないのである、残念ながら。でも、見ている人はちゃんと見ている、あなたが一番素晴らしい女性だということを。それを糧に生きていこう。

文:齋藤薫、構成:あらきなな