1. 【齋藤薫さんの美の金言】あなたの存在を忘れられなくするのは、間違えなく「肌」

2017.02.28

【齋藤薫さんの美の金言】あなたの存在を忘れられなくするのは、間違えなく「肌」

理想の30代女性を想像してみて。必死で着飾っている? 厚化粧している? 本当に美しいのは、たとえ白シャツ一枚でも洗練されている人。メイクを落としても美しい人。さあ、「美しい30代」を始めよう。美容ジャーナリスト・齋藤薫さんに、”今、30代は服より肌”な理由を聞いてみた。

【齋藤薫さんの美の金言】あなたの存在を忘れられなくするのは、間違えなく「肌」

世界中どこでも美人で通用するのは、服より肌

世界は想像以上に広くって、オシャレの基準はたくさんある。世界中どこでも通用するオシャレなどないし、来年になればまた別のトレンドがやってくる。その結果、今年のトレンドはすぐ古くさくなって捨て置かれてしまう。でも美しい肌の基準は、世界中どこでも変わりはないし、しかも永遠。時代がどんなに変わろうと美しい肌は美しい。見事に普遍的なものなのだ。髪型だってメイクだってすべての基準は流動的なのに、肌だけは変わらない。極端な話、“美人の基準”だって永遠ではないのに、美しい肌の基準だけは変わらないのだ。肌美人は世界中どこに行っても、どんな時代に行っても美人。これほど確かな美ってあるだろうか?

遠目にも人を魅了できるのは、服より肌

遠目からでも目を引くほどの服は、派手すぎる。でも、遠目からでも目を引くほど美しい肌はまさに最強で、それこそスッピン、ノーメイクですら、存在を際立たせてくれる。だから、遠くからでも目立つほど美しい肌を持つのが最大のテーマ。肌の輝きの飛距離は思いのほか大きく、内側から輝くような肌は、近くでも人を魅了する一方で、「あの人は一体誰?」というほどの存在感を遠くまで飛ばしてくれるのだ。もちろんパーティーではドレスを競うことになるけれど、遠くから目立つほどの“派手な服”を着ていたら、逆にその存在が目立たなくなるので要注意。だからドレスよりもまずは、宝石のような肌を用意すること。同じドレスに出くわしたりする失敗もありえないし、リトルブラックドレスでも一番の女になれるから。

お金で買えないのは服より肌

一流ブランドのバッグを持つことは、確かにそれ自体が喜びだけれど、だからといってそれだけで尊敬されたりはしない。けれども、一流品に匹敵するような美しい肌を持ったとき、その人はきっと女として尊敬されるのだろう。肌自体が女にとってかけがえのない、置換のきかない財産だからである。お金で買えない分だけ、尊い財産……。もちろんその栄光を得るために、肌に大金をかけることもできるけれど、一方でお金をかけないでも美しい肌は育てられる。だからこそ美しい肌は尊敬を得られるのだ。一朝一夕には手に入らないものだからこそ。健全な心と体と、穏やかで正しい生活で、丁寧に育てた結果だから。

存在を忘れられなくするのは服より肌

20年前、銀座の書店で見かけた女性の美肌を未だによく覚えている。忘れようにも忘れられない。抜けるように白く透明な肌が、目について離れないのだ。美白に成功すると、あの肌になれるのかもと、美白に取り込むときの最終目標にもなっている。肌は存在を忘れなくさせる大きな決め手ともなるのだ。とても不思議なことに、素敵な人と街で出くわし「一体あの人、何者だろう」と後で思い返してみるほど記憶に残る場合も、どんな服を着ていたかは忘れてしまう。すれ違った瞬間忘れてしまう。なのに肌の質感は克明に覚えていたりするものなのだ。服は記憶に残らないが、美肌は何十年たっても記憶に刻みつけられている。それほど肌は人の存在を熱く語りかけるものなのだ。だからいっそ、存在を忘れられなくさせるほど美しい肌を持ちたい。

文:齋藤薫、構成:芦田夏子,藤平奈那子

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