
影をつくる彫り深メイクや、がっつりアイラインは、時代遅れ!? この春は、目頭のハイライトで魅せる凹凸感とアイラインの部分使いがトレンドの鍵に。
ビューティやファッションに敏感な女子なら、この春、憶えておきたいトレンドキーワードが“目頭ハイライト”と”ちょこライン”。
この2大テクを身方に付ければ、そよ風を思わせるような、さりげなくもイマドキ感満点のアイメイクが仕上がるという。
そもそも“目頭ハイライト”と”ちょこライン”ってなに? という疑問を解決してくれるのがビューティ誌『VOCE』の5月号。
“目頭ハイライト”って いったいどんなメイク?
人気ヘアメイクの犬木愛さんによれば、「目を大きく見せるためにアイラインをしっかり入れるのは、この春のトレンドではないんです」とのこと! 「目頭にキラキラ質感の明るい色を差すことで、目に”横幅”を出すのが今の気分。さらに、目の上にも入れることで凹凸感を際立たせて」。
そう、この春は、肌色より濃いカラーで陰影をつくり込むのではなく、目頭に明るいトーンをのせて凹凸を仕込みつつ、目の幅を強調する新しいハイライト使いがおしゃれだとか。
そして、もうひとつのキーワード……
“ちょこライン”って どういうメイクなの?
その答えは、ずばり、ちょこっとだけ描くから“ちょこライン”! 「ビシッとまぶた全体に引く通常のアイラインではなく、下まぶたのみ、目尻のみといった、部分的にちょこっとだけ効かせたラインのこと」と犬木さん。
ちょこラインは、全体のアイラインほどきっちり感が出ないので、ヌケ感をキープできる。これなら春らしい軽い素材の服にバッチリな“ふんわり感”を演出しながらも、顔の印象がぼんやりする心配はなしというワケだ。
ひとつ、気をつけたいのが、アイライン=黒という思い込み。春のそよ風にマッチさせるには、黒はちょっと重たくなりすぎることも。
ブラウンを下まぶただけにオン、シルバーなどのクール系のカラーを目尻のみにちょい足しなど、“ちょいライン”テクで、軽やかな春らしさを目もとで感じさせて。
春のアイメイク2大トレンド、“目頭ハイライト”と“ちょこライン”を習得して、ファッションと一緒にメイクの“衣替え”をして。
model:Saya Ichikawa、Kelly Sonoda
photographs:Shohei Kanaya(model)、Kazuteru Takahashi(still)
hair&make-up:Ai Inuki/Agee
styling:Kaori Kawasaki
text for magazine:Miho Maeda
web writing:Yuko Kaneko
Edited by 金子 優子
公開日:2015.04.08