1. 「お金が貯まる人」はウェブ情報だけで満足しない

2017.03.22

「お金が貯まる人」はウェブ情報だけで満足しない

ネット検索が当たり前の今、ウェブだけで全ての情報が手に入るように錯覚しがち。ウェブだけでは発見できない掘り出し物をさがす方法について、消費経済ジャーナリストの松崎のり子さんに教えていただきました。

「お金が貯まる人」はウェブ情報だけで満足しない
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ネットクーポンやデジタルチラシなど、オトク情報がネットで大量に出回る時代になった。もはやネット、そしてアプリが節約界でも最強ツールのように考えられている気もする。しかし、その風潮に対してあえて言いたい。「節約の神は“紙”に宿る」と。

ネット検索やシェア行動では、自分の見たい情報しか見なくなりがちだ。一方、雑多な情報が詰め込まれて提示される紙の場合は、必ずしも興味のある情報ばかりとはいかない。しかし、それだからこそ、思いがけないお宝情報が含まれていることもあるのだ。

スマホを見る代わりに「紙探し」

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筆者がこの「紙探し」をするのは、駅の改札そばにある配布スタンド、ショッピングビルの入り口やインフォメーション付近、市・区役所や文化ホールの入り口などである。そこにはさまざまな小冊子やチラシ、掲示がされており、ここにこそ「へえ、こんなのがあったのか」という節約トピックスが隠れていることが多い。電車を待つ間や、待ち合わせの時間つぶしに、スマホを見る代わりにこの紙探しをしてはどうだろう。意外な掘り出し物が見つかるかもしれない。

駅でよく見つかるのは、レジャー特典がセットになったフリー切符のPRチラシや、その路線で安く楽しめる施設情報がまとめてある冊子などだ。

筆者は東京在住なので関東の例を挙げるが、ぜひお薦めしたいのが、東急電鉄の駅に冊子が置かれている「横濱中華街 旅グルメきっぷ」。東急線乗車券とみなとみらい線1日乗車券(共に乗り降り自由)に横濱中華街で使える食事券の3つがセットになった切符だが、駅窓口でしか買えない。

今でこそかなり宣伝をしているが、筆者が最初にこの冊子を見つけたときには、改札のそばにひっそり置かれていただけだった。この切符は有効期限内ならバラで使うことが可能なので、みなとみらい線と食事券は週末レジャーに、東横線内乗り降り自由切符のほうは平日に使うことも可能だ。

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