
ボブ~ミディアムの短めレングスは、ロングヘアほど髪全体にボリュームがないぶん、前髪にうねりやペタつきがあると、それだけで髪全体の印象まで悪くなってしまう! 前髪アレンジで湿気悩みをカバーすれば、清潔感が増して好感度がぐんとUPするはず♥
うねりや割れをカモフラ【ふんわり3Dバング】
◆POINT◆
前髪がいろんな方向にうねったり、生えグセで割れてしまったり。そんな悩みには巻きが効く! 2回以上に分けて内巻きすることで、カールが重なってふんわり感が生まれ、うねりや割れも“スタイルのうち”な見え方に。
HOW TO ARRANGE
【1】前髪を内側と外側に分けて、32mmのコテで内巻きしたあと、さらに表面の髪をランダムにとって巻きを足す。
【2】ソフトタイプのキープスプレーを表面にサッとひと吹き。たくさんつけてしまうとペタッとするので要注意。
アホ毛をピタッと【タイトめサイド流し】
◆POINT◆
湿気が多い日にモワモワ~ッと現れるアホ毛や浮き毛は、髪がボサッと見えるだけでなく老け印象の原因にも。セット力の高いワックスをなじませながら前髪をサイドに流し、ハードスプレーで固定してすっきり見せて!
HOW TO ARRANGE
【1】セット力の高いハードワックスを指にのばし、前髪になじませながらカーブをつけて流し、毛流れをFIX。
【2】ハードスプレーを前髪全体にかけ、毛流れをさらにしっかりと固定。内側がうねりやすい人にもおすすめ。
ペタッとはりつく時に◎【女っぽかき上げ】
◆POINT◆
髪質によっては、うねりは出ないけれど、前髪がペタッと額にはりついてしまう場合も。そのままだと常に汗ばんでるようで清潔感がダウンしてしまうから、いっそ髪をかき上げておでこをすっきり出したほうが好印象に。
HOW TO ARRANGE
【1】いつもとは逆のサイドで髪をラフに分け、ドライヤーの風を根元にあてて自然な立ち上がりをクセづけ。
【2】前髪の内側にハードスプレーをかけ、立ち上がりを固定。前髪が短くて落ちやすい人は表面にもスプレーを。
すべての悩みに対応!【センター分けねじりどめ】
◆POINT◆
前髪が湿気でどうにもならない、でも直す時間もない! そんな時は、センターで分けてねじってとめるこのテクを。かわいいうえに、前髪を全部とめてしまうため、うねりからペタつき、割れ、アホ毛まで一度に解決できてお得!
HOW TO ARRANGE
【1】前髪をセンターでジグザグに分ける。きれいに分けてしまうとトップがペッタリしやすくなるので注意して。
【2】左右それぞれ、前髪をねじってピンでとめる。仕上げに分け目付近の髪を少し引き出すとバランスが向上。
表面のうねりにはコレ【シースルーバング】
◆POINT◆
特に前髪の表面にうねりが強く出る人には、内側だけ薄く残してとめるシースルーバングがおすすめ。ねじってとめることでうねりをカバーしつつ、透け感がちょっと甘めの女らしさを引き出してくれ、モテ印象も入手。
HOW TO ARRANGE
【1】前髪の内側を薄く残して取り分ける。ジグザグに、かつ丸みがつくように分けることでヌケ感が誕生。
【2】取り分けた髪をラフに左右に分け、それぞれねじってピンでとめる。とめた毛先はまわりの髪になじませて。
教えてくれたのは
金子真由美さん
人気ヘアサロンBOTTOMS所属。インスタグラム(@kanekomayumi12)で発信される、大人のヌケとおしゃれ感を兼ね備えたアレンジが好評
撮影/内藤啓介(KiKi inc.) ヘア/金子真由美(BOTTOMS) メイク/yumi (ThreePEACE) スタイリング/河野素子 モデル/Momona 取材・文/宮下弘江 構成/鏡裕子
Edited by 鏡 ゆう
公開日:2017.05.29