1. コンビニで節約できるってホント?【100円ショップより安いものもある】

2017.06.25

コンビニで節約できるってホント?【100円ショップより安いものもある】

生活用品や食料品の買い物をするとき、無条件に「スーパー」に出かけていませんか?「コンビニ」を選択した場合の節約術について、消費経済ジャーナリストの松崎のり子さんに教えていただきました。

コンビニで節約できるってホント?【100円ショップより安いものもある】

コンビニと聞いて「あいててよかった」というフレーズを思い出す人は、一定の年齢だと推察する。セブン-イレブンは、そもそも朝7時から夜11時までの営業だったことに由来するなんて話も、今では昭和の懐かしネタだろう。

コンビニ=24時間買い物ができて便利だけどちと高い、という時代も様変わりした。いまや、他の流通業態と比べても十分価格競争力がある。スーパーで購入するのが当たり前になっている食品でも、コンビニをうまく使うことで大いに節約に貢献できる。

従来スーパーは、両親と複数の子どもというファミリーを想定してきた。売られる食材の単位もその人数に応じた量や大きさになる。しかし、単身者や共働き家庭が増え、料理に時間も手間をかけられない人にとっては、丸ごとサイズで食材を購入しても使い切れずに処分することになるなら、たとえ安く買えても払ったおカネがムダになる。ハムやベーコンも少量パックが100円程度で買えるので、少しあれば済むという食材の買い足しは、コンビニのほうがお財布に優しいといえる。

コンビニPBの正しい「選び方」

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コンビニはスーパーのようにセールがないが、いまやコンビニ各社にはPB商品という武器がある。セブン-イレブン「セブンプレミアム」、ファミリーマート「ファミリーマートコレクション」(ちなみに2016年に統合したサークルK、サンクスも現在はこちら)、ローソン「ローソンセレクト」、ミニストップ「トップバリュ」と、それぞれに特徴がある。

「セブンプレミアム」と「トップバリュ」は、それぞれセブン&アイとイオン系列のスーパーや百貨店にも並んでいるが、コンビニにはそちらと比べ小さいサイズのものが置いてあることも。量が多く残りがちなドレッシングやポン酢などの調味料はコンビニPBを買うほうがムダになりにくいかもしれない。

嗜好品でもPBは強い。ヒット商品となったコンビニコーヒーは税込みで100円、袋入りのスナック菓子は、こちらは税別だがやはり値付けは100円。さらに、「『100円ショップ』の安さだけでない使い方」の記事でも書いたが、PETボトルのお茶系飲料については、同じ100円でも僅差でコンビニのPB商品が安い。

筆者はさまざまなコンビニチェーンを調べたが、麦茶、ウーロン茶、ジャスミン茶などは、どこも税込みで100円に収まる。100円+税となる100円ショップに勝るのだ。筆者の印象では、食品PBの値付けは100円ショップを意識しているものが多いように感じられる。コンビニは無条件に高いと思い込んだままだと、節約のチャンスを見逃すことになるのではないだろうか。

食品以外にも強みが

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さらにコンビニの強みといえるものを発見した。それが家庭用洗剤だ。洗剤類はドラッグストアで買うのが安いというイメージがあるが、「セブンプレミアム」の洗剤は十分価格競争できている。食器洗い用洗剤は100円だし、これからの時期は必須の台所用除菌漂白剤も170円、パイプの詰まり解消用洗浄剤189円等々、通常価格200円以下で買えるものも多いのだ。洗剤が切れそうだが、帰宅時間がドラッグストアの営業時間に間に合わない、というときは、発想を変えてコンビニの棚をのぞいてみてはどうだろう。

また、意外なものがコンビニは安い。不祝儀袋だ。水引が印刷タイプのものなら50~80円で買える。100円ショップで、印刷タイプが10枚入っての100円というものがあったが、不祝儀袋を10枚ストックするというのも縁起が悪い。そういう点でも、素直にコンビニで1枚買うのがいいのではないかと思う。

なお余談だが、コンビニで貯まる共通ポイントの付与率は微妙に異なる。ファミリーマートで貯まるTポイントは税抜き200円で1ポイント、ローソンではPontaとdポイントが税抜き100円で1ポイント、サークルK・サンクスでは楽天スーパーポイントが税抜き100円につき1ポイント、ミニストップではWAON POINTが税込み200円で1ポイントつく。どこのコンビニも税込み100円の買い物ではカードを提示してもポイントがつかないので、豆知識として覚えておこう。

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各コンビニで安いものはどれだ?

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