1. 洗顔&クレンジングのウソ、本当!?【間違いがちなスキンケアQ&A】

2017.07.24

洗顔&クレンジングのウソ、本当!?【間違いがちなスキンケアQ&A】

肌にとって余分なものを落としてリセットすることからスキンケアは始まる。そう、落とすケアはお手入れの基本。正しい洗顔で肌はみるみる変わっていく。過酷な夏こそ、その効果が現れる!

洗顔&クレンジングのウソ、本当!?【間違いがちなスキンケアQ&A】

Q.メイクが落ちれば洗顔は必要ない?

A.肌をまっさらな状態に戻すなら、洗顔は必要です
「クレンジングはファンデーションなどの油性のメイク汚れを落とすもの、洗顔料は余分な皮脂や古い角質などを落とすのが目的です。メイクをした日はダブル洗顔が基本。また、ウォータープルーフタイプの日焼け止めなどは洗顔料だけでは残りやすいため、クレンジングをしたほうがベターです」(髙瀬先生)「肌がゆらいだりバリア機能が低下しているときは、洗うことで未熟な角層がダメージを受けてしまうことも。洗顔を省くなど、なるべく洗う回数を減らして角層を育てて」(水井さん)

Q.朝の肌はキレイだから洗顔しなくてもいい?

A.夜の間に出た皮脂は、水では落とせません

Image title

朝の肌は前の晩にスキンケアをして寝ただけだから、水で汚れは落ちそうだけれど……。「寝ている間も汗や皮脂は分泌されています。とくに夏は汗も皮脂の量も増え、朝起きたときにベタつきを感じやすいので、洗顔料を使ってきちんと汚れを落としましょう」(髙瀬先生)寝ている間も変性した皮脂は生成され、毛穴の目立ちを助長するという報告も!? とくに夏は寝汗をかいて、朝起きたら顔がベタベタなんてことも。朝はきちんと洗顔料を使って汗や皮脂を洗い流し、清潔な肌をキープ。

Q.生え際やフェイスラインに吹き出物ができやすくて……

A.洗い残しは肌トラブルのもと!

Image title

「生え際は汗をかきやすく、皮脂分泌量も多い部分。また、生え際は顔と髪の境界線。皮脂とともにメイク汚れもたまりやすく、ニキビ多発地帯に! そこで顔を洗うときは、髪も濡らす勢いで、余分な皮脂やメイク汚れをきちんと落とすこと。健全な肌に整えてトラブルを解消」(髙瀬先生)「あごの裏も洗い残し危険ゾーン。洗顔時は必ず“あごの裏まで”を習慣にしてしっかりすすぐこと。洗顔後、一度手を洗って泡を落としてからすすぐようにすると、すすぎ残しを防げますよ」(水井さん)

Q.洗顔やクレンジングが肌に負担になるってどういうこと?

A.肌への摩擦や洗浄力の高さが刺激になることも……

Image title

「クレンジングの多くは油性成分と界面活性剤で作られています。油性成分は油性のメイクを浮き上がらせるために必要ですが、それだけではベタついて洗い流すことができないので、油と水をなじませて、浮き上がった汚れを水で流しやすくする界面活性剤が配合されているのです。この界面活性剤を多く含むものは一般的に洗浄力が高く、肌が敏感な人には刺激になることも」(髙瀬先生)

Image title

「メイクを落とそうと肌をゴシゴシこするのは厳禁! 肌が薄く、たるみやすくなってしまいます。落とすときの摩擦を軽減するためにもクレンジングや洗顔料の泡はたっぷりと。優しく洗うことで、肌は確実に変わってきます」(水井さん)

Q.お風呂でメイクを落とすのはアリ? ナシ?

A.できればナシだけれど、ちょっと冷たく感じる35℃のぬるま湯で洗って

Image title

お風呂でのメイクオフ、肌を傷めないために守るべき注意点がこちら。「メイクを洗い流す際、熱いシャワーを直接顔に当てるのは絶対ダメ! 体温より高いお湯で洗うと肌に必要な皮脂まで溶け出し、あっという間に乾燥肌に。体温より少し低めの35℃以下のぬるま湯を手にとって、優しく洗い流して」(髙瀬先生)「お風呂でのクレンジングは、どうしても雑になりがちに。そこでお風呂の鏡を見ながらメイクオフを。こうすると落とす動作がゆっくり、丁寧になるので肌を傷めません」(水井さん)

Q.ポイントメイクリムーバーは使ったほうがいい?

A.アイメイクをしているなら絶対使って!
「アイメイクをきちんと落とさないと皮脂やメイクが酸化して微弱炎症を起こします。微弱炎症はメラニンの生成を促し、色素沈着の原因にも。目まわりの皮膚を刺激しないよう、専用リムーバーを使って」(髙瀬先生)

Image title

「目のまわりに汚れを広げないためにも、アイメイクはクレンジングの最初に専用リムーバーで落として。コットンに専用リムーバーをたっぷり含ませたら2枚に裂き、片目に1枚を使用。コットンをまぶたに当て、少しおいてなじませた後、目の下に向かって優しくオフ」(水井さん)

お話をうかがった方々

髙瀬聡子先生 ウォブクリニック中目黒 総院長
美容医療の最先端治療から、化粧品の選び方、毎日のスキンケアの方法まで、豊富な美容知識を持つ。丁寧でわかりやすいカウセリングで肌トラブルを解消してくれると評判。

水井真理子さん トータルビューティアドバイザー
その人の肌を見るだけで普段の生活スタイルや食べ物の嗜好、お手入れの方法まで見抜くスゴワザの持ち主。そのキメが整ったなめらかな素肌は、日々のスキンケアの賜物!

撮影/岩谷優一(vale./人物)、高橋一輝(静物) ヘアメイク/吉村 純(LA DONNA) スタイリング/坂本陽子 モデル/スミス楓 取材・文・構成/寺田奈巳