1. 【デリケートゾーンケア、始めよう②】汚れていたらニオイやかゆみの元に! 膣まわりの正しい洗い方

2017.08.29

【デリケートゾーンケア、始めよう②】汚れていたらニオイやかゆみの元に! 膣まわりの正しい洗い方

デリケートゾーンのケアというと、せいぜい入浴中に洗う程度しかやっていない人がほとんどだと思うけれど、実は習慣にしたほうがいいのが膣まわりのケア。そこで、膣まわりのケアの重要性を提唱する植物療法士の森田敦子さんに、お話をうかがいました。前回はデリケートゾーンケアの重要性についてでしたが、今回はケアについて教えていただきました。

【デリケートゾーンケア、始めよう②】汚れていたらニオイやかゆみの元に! 膣まわりの正しい洗い方
和田 美穂
ボディ&ヘルスケアライター
by 和田 美穂

膣まわりは、専用の低刺激の洗浄料で洗って

デリケートゾーンは、お風呂に入っているときに、体を洗うついでにボディソープで表面をサッと洗う程度で済ませている人も多いと思うけれど、こんな洗い方はNGだとか。正しい洗い方を植物療法士の森田敦子さんに伺った。まず、洗うアイテムの選び方とは?「膣は、顔などの皮膚と異なり、バリア機能をもつ角質層がない、文字通りデリケートな部分です。体を洗うボディソープや石鹸では、刺激や洗浄力が強すぎて、こういうもので洗い過ぎると膣乾燥の原因になります。おすすめは、デリケートゾーン専用のソープ。デリケートゾーン専用のものは刺激が少なく肌に優しいのです」(森田さん)
最近、デリケートゾーン専用の洗浄料がさまざまなメーカーから発売され、森田さんが開発した「アンティーム オーガニック」ブランドの「アンティーム フェミニン ウォッシュ」もそのひとつ。まずはこのような洗浄料を用意して。

アンティーム フェミニン ウォッシュ,サンルイ・インターナッショナル

弱酸性のデリケートゾーンの水溶脂質バランスを守り、pHを合わせることで刺激を与えないように作られた、オーガニックハーブやアロマにこだわったデリケートゾーン用弱酸性洗浄ソープ。アンティーム フェミニン ウォッシュ ¥2,000/サンルイ・インターナッショナル

指でヒダの裏側の汚れも優しくオフ

では、正しい洗い方とは?
「デリケートゾーンを正しく洗うため、最初に膣まわりの構造について知っておきましょう。まず、膣の入り口が膣口で、その両サイドを囲む小さいヒダが小陰唇、その外側の大きなヒダが大陰唇です。そして膣口の前の部分にあるのが尿道口で、小陰唇の前のあたりについている突起が、快感をもたらすクリトリス、そしてお尻にある穴が肛門で、膣口と肛門の間の部分を会陰(えいん)と言います。
これらのデリケートゾーンは、お風呂に入ったら最初に洗ってください。まず軽く足を開いて、ぬるま湯をさっとかけます。次に、デリケートゾーン専用の洗浄料を手で泡立てます。そして始めに洗ってほしいのは、大陰唇と小陰唇です。大陰唇と小陰唇の間や、ヒダの裏側は特に恥垢がたまりやすい部分です。恥垢とは、膣まわりについた白くポロポロとしたカスのような垢のことで、しっかり落とさないとニオイや雑菌繁殖の原因になったり、真菌症やクラミジアなどの病気の原因に。デリケートゾーン用洗浄料を泡立てて、大陰唇や小陰唇のヒダを指で優しくつまんで、裏返すようにしながら丁寧に洗いましょう。また、クリトリスも恥垢がたまりやすい部分。人によってはクリトリスが皮をかぶっている場合がありますが、その場合、皮の内側に恥垢がたまりやすいので、皮をむくようにして内側もやさしく丁寧に洗いましょう。
次は肛門まわりです。この部分は便がつきやすいのはもちろん、毛についてしまった便や、トイレットペーパーのカスが残りがち。しかも肛門まわりは放射線状のシワになっていて、汚れがたまりやすいので、シワの間も指でやさしく洗いましょう。会陰も同様に洗ってください。洗い終わったら、ボディソープなどで全身を洗い、最後に泡をシャワーで流しましょう」(森田さん)
これが正しい洗い方。デリケートゾーンはちゃんと洗っているつもりでも、大陰唇や小陰唇のヒダの間まで洗っていなかった人も多いのでは? ぜひ今日から習慣に。

外出先では「ハイジーンシート」で洗浄するのが◎

普段から汚れをためないために、「ハイジーンシート」を活用するのもおすすめだとか。「『ハイジーンシート』とは、デリケートゾーン用の洗浄シートのことです。携帯しておけば、外出中やスポーツの後、生理中、デートのときなど、ムレやニオイが気になったときに膣まわりをさっとふくことができて便利。膣まわりを清潔に保てるだけでなく、乾燥気味の膣に潤いを与えられるうえ、おりものが多いときもシートでこまめに拭き取れば、ニオイやかゆみの予防にもなります。病気などで入浴できないときも、これがあれば清潔に保てます」(森田さん)
また、ワンプッシュで手軽に膣内を清潔にできる、使い捨てタイプの膣洗浄器「インクリア」も登場。こういったアイテムも活用して、膣を清潔に保って。

洗った後に欠かせないのが、デリケートゾーンの保湿やオイルマッサージ。詳しい方法は、次回ご紹介。


アンティーム ハイジーンシート,サンルイ・インターナッショナル

肌にうるおいを与えるハトムギやゼニアオイ、ニオイやムレ対策によいメリッサなどのエキスを配合したデリケートゾーン用洗浄シート。使用後はトイレにそのまま流せる。アンティーム ハイジーンシート 12枚入り ¥1,500/サンルイ・インターナッショナル

インクリア,ハナミスイ

膣に乳酸配合ジェルを直接注入することで膣内浄化をサポートする使い切りタイプの膣洗浄器。乳酸配合のジェルが膣内にゆっくりと広がり、少ない量で気になる膣内を清潔に。膣に挿入してワンプッシュするだけ。インクリア 3本入り ¥1,200/ハナミスイ

第一回目の記事でデリケートゾーンケアの重要性もチェック!
【デリケートゾーンケア、始めよう!①】 膣は正しくケアしないと萎縮する!?

お話をうかがったのは
植物療法士
森田敦子さん
サンルイ・インターナッショナル代表。大学卒業後、航空会社の客室乗務員の仕事に就くも、ダストアレルギー気管支喘息を発病。その治療として植物療法と出会い、効果を実感したのをきっかけに、本場フランスで学ぶため、退職し渡仏。フランス国立パリ第13大学で植物薬理学を学ぶ。現在、植物療法専門学校「ルボア フィトテラピースクール」を主宰するほか、植物療法と医療とのコラボや、商品開発など、幅広く活躍。著書に『潤うからだ』(ワニブックス)などがある。




和田 美穂
和田 美穂
美容雑誌、女性誌、生活情報誌、広告媒体、書籍などで、健康、ダイエット、ボディケアなどの記事の編集・執筆を担当。これまでに取材した医師、治療家、ダイエット・エクササイズ指導者、美容家などは1000人以上。試してみた健康法、ダイエット法なども多数。

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