1. 【アンチエイジング】って一体なに?素朴な疑問に答えます!

2017.10.26

【アンチエイジング】って一体なに?素朴な疑問に答えます!

美容にまつわる気になるネタを徹底的に紐解く“美ヲタ”企画、再び。アラサー女子なら決して無視できないアンチエイジングをテーマに、読者のリアルな質問に専門家がズバリ答えます!

【アンチエイジング】って一体なに?素朴な疑問に答えます!

【Q1】アンチエイジングをするとしたらはじめに何をすべき?

【A】日々のお手入れで油分が足りているかチェック

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「30代は油分不足に陥りがちで、洗顔後や日中の室内で肌がつっぱる、化粧のりが悪い、小ジワが目立つなどのサインに注意。使用量を増やしたり、リッチなタイプに替えて保湿力を上げましょう。吹き出物や肌荒れなど炎症由来のトラブルも発生しやすく、保湿を強化しても続くなら皮膚科で相談を」(岡部美代治さん)

【Q2】30代からアンチエイジングをやるのとやらないの、違いは出る?

【A】同窓会などで顕著! 見た目年齢の差に繋がる
「肌の老化の進み方に個人差が大きく出るのが30代~40代。2~3年で違いが現れ、10年後には明らかに違うはず」(岡部美代治さん)
「ケア次第で老化スピードを遅らせることは可能」(髙瀬聡子先生)

【Q3】実際に何歳から始めるべき?そのサインは?

【A】毛穴が目立ち出す28歳頃を目安にスタートを
「25歳を過ぎた頃から細胞の成長スピードが緩やかになり、真皮成分や筋肉などの量が減り始めるため、表面の皮膚が余ってたるみ、まず毛穴が目立ち始めます。アラサー世代はUVケアへの意識が高く紫外線による影響は少ないけど、肌悩みの上位、乾燥によって老化が助長されがちであり、始め時」(髙瀬聡子先生)

【Q4】通常のスキンケアに何をしたらアンチエイジングなの?

【A】まずは保湿。そのうえでエイジングケアコスメを
「アンチエイジングの王道は、保湿と適切なマッサージ。これは肌の細胞を新しく生み出し、再生を促すためのエンジンのようなもの。ここにエイジングケアコスメをプラスすることで、その効果がパワーアップ。とくにセラムやクリームは、もっとも効果が感じられるように設計されていることが多くて◎」(岡部美代治さん)
「洗顔やクレンジングを見直す必要も。落としすぎて乾燥を悪化させ、老化を進めているケースがあります」(髙瀬聡子先生)

【Q5】エイジングケアコスメとそうでないコスメの違いは?

【A】入っている成分は同じでもエイジングを重視した処方に
「いわゆる一般的なコスメにも抗酸化などのアンチエイジング成分が入っているものがありますが、アンチエイジングをうたうものは、肌の老化メカニズムに響くように成分や処方のウェイトを工夫しています。さらに大人の肌に心地よく使えるような感触にもこだわっており、これこそ、一般的なコスメとの違い。また基本ケアである保湿を極めることで老化を予防するという考え方もあります」(岡部美代治さん)

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【Q6】肌や肌細胞が活性化するってどういうこと?

【A】細胞の生成や分解が ゆえに対策も多方面からベストバランスで行われること
「細胞が年をとると働きが低下し、新しい細胞を生成する力が弱まった=活性が下がった状態に。今までどおりの機能を取り戻させる=活性化させることであり、活性化することで細胞が生まれる時につくられるNMFなどの天然保湿因子やセラミドなどの細胞間脂質の量も増え、バリア機能がアップ。結果、老けにくく」(髙瀬聡子先生)
「肌が活性化するとコラーゲンなどの古くなったものは分解し、新しいものをバランスよくつくれるように」(岡部美代治さん)

【Q7】エイジングケアを早くスタートすると肌の力が衰えるの?

【A】衰えるどころか鍛えられてトラブル抵抗力がアップ!
「肌にとって油分がトゥーマッチだった場合のみ、吹き出物が出る可能性はありますが、基本的に肌が衰えることはありません!」(髙瀬聡子先生)
「エイジングサインが出てからどうにかしようとするのはとても大変なので、あらかじめサインが出ないようにする方がベター。そのためには早めのエイジングケアで酸化に対する抵抗力をつけておく=肌を鍛えておくのが賢明。少々のトラブルが発生しても、すぐに盛り返せる肌になります」(岡部美代治さん)

【Q8】肌に栄養を与えるケアと必要最低限のミニマルケア、どちらが老化していく肌とつきあうよい方法?

【A】きちんと与えるケアで老化の進行をストップ

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「肌断食のように極力何も与えず、肌本来の力を取り戻そうという考え方もありますが、それよりは、きちんと必要なうるおいや栄養を与えて肌を活性化させる方が◎。酵素がきちんと働く環境が整うことで、細胞が本来の働きをして衰えぎみな肌の代謝をアップ。また、きちんとバリア機能も整うため、乾燥しにくく、刺激などによるダメージも受けにくくなり、エイジングが進行するのを防げます」(髙瀬聡子先生)

【Q9】化粧品だけでアンチエイジングはできる?

【A】予防は可能。肌のみならず 気持ちまで若々しく
「予防という観点から考えれば、可能です。抗酸化ケアを積極的に取り入れることで、年単位で見た目に差が生まれるだけではなく、肌に意識が行くことで、社交的になり、人と積極的に接することで気持ち的なアンチエイジングにも繋がります」(岡部美代治さん)
「もちろん化粧品だけでも、肌に合うものを選び、きちんと使えばある程度は可能。ただし、インナーケアや生活習慣も大切で同時に対策を講じるのがもっとも効果的」(髙瀬聡子先生)

【Q10】どうしたら少しでも若々しい肌に見せられる?

【A】美白、角質、ハリの三位一体ケアで叶う

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「色ムラや凹凸がなく肌が均一なことが条件。たとえ肌が色黒でも均一なら美しく見えます。また、ハリとツヤがあることも条件。メラニンの過剰生成を防ぎながら、不要なメラニンや古い角質の排出を促し、同時にコラーゲンやエラスチンの生成を増やすなどハリや弾力を高めるケアも意識して」(髙瀬聡子先生)

【Q11】アンチエイジングは結局、内から? 外から?どちらから取り入れるべき?

【A】できることからでOKなので両方バランスよく

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「肌に限定してアンチエイジングを考えると、スキンケアは直接塗るため、効かせたいところにダイレクトに働きかけられることができるのがメリットでムダが少ない。対してインナーケアや運動などは全身からの根本アプローチが可能。とくに食事は大切で、バランスを意識しながら、肌の材料となる肉や魚などのタンパク質をしっかり摂ることで肌にハリが出ます。さらに発酵食品や生野菜で酵素を積極的に摂れば、代謝もアップ!」(髙瀬聡子先生)

教えてくれたのは

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皮膚科医・美容皮膚科医。本誌スキンケア企画のご意見番。肌構造やエイジングのメカニズムなどに精通し、わかりやすい解説で大人気。

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大手化粧品メーカーでの研究、開発を経て現職に。最新コスメや美容トレンドを市場やメーカー目線を鑑みた独自の視点で分析し、発信。

撮影/吉田健一 イラスト/河野悦子 取材・文/楢﨑裕美