
秋、美人と言われる女になるなら、欠かせないのが“フロー肌(スキン)”。その仕込み方を人気ヘアメイク中野明海さんが完全ガイド。
表情の動きに合わせて、骨格状にツヤの光が流れるような“フロー肌”。光の魔法により骨格の凹凸が際立つ立体感によって、小顔が叶う。
さらには、透明感溢れる“イマドキ肌”によっておしゃれ感も手に入るというから、絶対“フロー肌”メイクをマスターしたい。
そこで、ビューティ誌『VOCE』10月号で特集された“フロー肌レシピ”をWEBでも大公開。人気ヘアメイク中野明海さんが指南する5つのポイントがこちら。
RECIPE1:
“内側ジューシー”&“外側セミマット”を目指す。
ジューシーな潤いを柔らかな肌で包み込んだ肌に。塗るだけで一番キレイな状態をフェイクすることができる。
アディクション スキンケア ファンデーション SPF30/PA+++ 30ml ¥4500(9/4発売)
RECIPE2:
塗り方を変えて、立体感を掘り起こす
旬肌を得るキメ手は塗る速度と薄さ。時間をかけるほど厚塗りになり、骨格も厚みでぼやけてしまいがちなので、「とにかく薄く、サーッと素早くなじませること」(中野さん)が肝心だとか。
★ファンデの塗り方★
頬骨の上に3ヵ所、ポンポンポンとファンデーションをのせ、乳液を塗るときのような感覚で両手を使い、内→外へすばやくなじませる。フェイスラインに向かって自然に消えるように塗ることで、今の肌に必須の軽やかさに繋がるぬけ感を!
RECIPE3:
肌を汚すくすみや色ムラを払拭することで清潔感&透明感を獲得。
小鼻脇や目もとの黒ずみ、シミ、ニキビ跡など、疲れやストレスを感じるネガティブな色トラブルは肌をみずみずしく見せる天敵。コンシーラーできっちり隠しておくことが大切。
パルファム・ジバンシイ タン・クチュール・コンシーラー 3 ¥3900(9/4発売)
RECIPE4:
若さと美肌感をつくりだす“光のスイッチ”をオン
「ハリがあるところはツヤッとする。逆にツヤをのせればハリを感じる肌になる」という質感によるトリックでわかわかしい肌を生み出す。「必要な部分にのせるツヤは、“美肌スイッチ”のようなもの。まわりの影や毛穴を感じさせないようにしてくれます」(中野さん)。
スック フェイス デザイニング コンシーラー H-02 ¥1600(9/4発売)
★ハイライトの塗り方★
鼻根と目頭の間にあるくぼみと、鼻筋沿って目頭の高さから1cm程度。さらに、目尻の下、延長線上にある頬骨の角=出っぱっているところにも下から上へ。唇の口角と上唇の凹みにも塗って。
RECIPE5:
ボルドーのアイラインで、ちょこっと甘みを足す
立体感が際立つ肌は、ふんわりというよりもシャープな印象に。ゆえに目もとに赤み系の色を入れ、甘さをプラスして。
RMK インジーニアス リクイド アイライナー EX 04 ¥2800
★アイライナーの入れ方★
ボルドーのアイラインは、全体に入れると過剰な甘さになるので、目尻にポイントを効かせる。上まぶたのキワ、黒目の外側から目尻へ。
けっして難しくない5つのRECIPEを取り入れるだけで、今一番美人とされる“フロー肌”が手に入るなら、やらない手はない。今すぐ“フロー肌”にシフトして。
撮影:菊地泰久/vale.(モデル)、高橋一輝/近藤スタジオ
ヘアメイク:中野明海/air notes
スタイリング:黒崎綾
モデル:Chloe、Luka
取材・文(本誌):橋本日登美
文(WEB):金子優子
Edited by 藤平 奈那子