
美容界の第一線で活躍し、コスメの裏側まで知り尽くす、VOCEベスコス審査員3人による座談会を開催。今期のトレンドから受賞コスメの見どころまで、ベスコスがもっと楽しくなる“副音声的トーク”をお届け。
【座談会’s トークメンバー】
(左)ビューティライター 橋本日登美さん
ファンタスティックな表現力を生かし、美容情報をわかりやすく、魅力たっぷりに発信。とくにコスメに造詣が深く、開発背景やメカニズムから質感や使い方まで熟知する。
(中)ヘアメイクアップアーティスト AYAさん
VOCEをはじめ、幅広い女性誌で活躍する。ナチュラルをベースに“旬感”を添加するコスメ使いの匠。選ぶものが見事にベスコスを受賞するという審査員きっての打率王。
(右)VOCEエディター 藤平奈那子
トレンドメイクをいち早く取り入れ、自分のものにするVOCE編集部のオシャレ番長。スキンケアからメイクページまで幅広い企画を担当し、今回のベスコスも担当編集。
ストレス社会に生きる現代女性を守るコスメが台頭
橋本「ひとつの傾向といえば、ストレスや女性ホルモン、ゆらぎといった現代女性が抱える肌あれの元凶に、精神性も含めて働きかけるようなコスメが多く出たということ」
藤平「THREEのクリームやコスメデコルテのオイル美容液、ランコムの美容液がまさにそのタイプ。ランコムが打ち出した“ゆらぎ老化”というキーワードは、事あるごとにグラつく肌に悩むアラサー女子にとってズキッと響くものがある。それに、実際に使ったら、肌状態がガクンッと落ち込むようなことがなくなりましたから」
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■【使わなきゃ損!】ベストコスメ美容液・オイル部門トップ5は【高機能系アイテム】
AYA「これだけストレスが多い社会で生きていると、知らず知らずのうちに、肌がダウンしている可能性も。“抗ストレス”コスメを使ってみて、ゆらぎに気づくというパターンもあるかも!?」
■エイジングケアはクリームで!【ベスコスクリーム部門】に選ばれた3アイテムとは?
プチプラ部門は、マーケティングが秀逸
橋本「プチプラコスメに関しては、コスパの衝撃はもちろん、使って楽しいというコスメ好きの心をきっちり押さえている印象が」
AYA「エリクシールルフレの洗顔料は、泡が2段階でホップする感じや、肌に吸いつくような使用感にもテンションが上がりましたね」
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自由と自我を感じる時代の香水部門
藤平「フレグランス部門では、シャネルの首位独走が印象的! 優秀賞に迫る勢いでしたから」
AYA「TOP3を、香りで愛されているブランドが占めたあたり、こちらにも原点回帰現象が!」
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橋本「香りに共通するのは凛としたしなやかさ。とくに1位のシャネルは、自分の望む道を自力で切り開いていくような、素敵な女性の生き様を表現した香りで、『纏いたい♥』という気持ちを掻き立てられましたね」
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■美容液やクリームで小顔になれる時代がやってきた!!【スキンケアもコントゥアリングの時代へ】
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撮影/伊藤泰寛 取材・文/金子優子
Edited by 芦田 夏子
公開日:2017.12.17