
ほうれい線、額のシワ、目の下のシワ、口角脇のシワ……。シワだと思い込んでいるもの、実はそれ、たるみが原因。だから「たるみケア」こそ、アンチエイジングの近道なんです。
自分の顔をチェック!
まずは、次の中から自分にあてはまるものをチェックしてみてください。
□目が小さくなってきた
□アイラインが引きづらい
□目の下に影がある
□目の下のシワが深く長くなった
□額に深いシワがある
□頬の毛穴が目立つようになった
□口角が下がった
□ほうれい線ができた
□マリオネットラインができた
□顔が太った
□二重あごになった
すでに「たるみ」は始まっている
ひとつでも思い当たる項目があったら、すでにたるみが始まっています。一見、関係ないと思われるものも含め、どれもたるみに関係しています。特に、ほうれい線やマリオネットラインが目立ったり、フェースラインがぼやけ始めていたら、たるみはかなり進行していると言えます。
ほうれい線は「たるみ」でできる境界線
シワとは専門的に言うと「皮膚が折れ曲がって変形し、深く刻まれた溝」のこと。顔のいろいろな部位でたるみが起こり、形状が崩れた結果、影ができ、シワのように見える。ほうれい線も、実は深いシワではなく、重力によって垂れ下がった頬のたるみによってできる「境界線」だったのです。
額のシワも「たるみ」のせい
たとえば、額のシワ。意外かもしれませんが、このシワにも、たるみが大きく影響しています。年齢とともに、上まぶたが垂れ下がると、眼球の上に覆いかぶさり、視野が狭くなります。すると視野を広げようと、上まぶたを引き上げる動作をする、つまり額の筋肉を収縮させて、一時的に額に表情をつくったときに「表情ジワ」ができます。そして、表情ジワを繰り返すことで、表情が変わっても額にシワが刻み込まれた状態のままになり、やがて「定着ジワ」が刻まれるのです。
アンチエイジングはたるみ予防から
いくらシワケアを施しても、なかなか改善されない。じつはそれ、「たるみ」が原因だから。チェックリストにあてはまるものがあったら、まずはたるみ予防から始めましょう。たるみが改善されれば、見た目にも若返りが期待できます!
「見た目年齢」を研究する資生堂のカリスマ研究者が語る、たるみ改善法
『周りはあなたの老化に気づいています 「他人目線」でたるみケア』
著者:江連智暢
定価:1200円(税別)
ISBN:978‐4‐06‐299885‐7
美容ジャーナリスト・松本千登世さんがおすすめ
「自分が思う見た目年齢と、他人が思う見た目年齢には想像以上に大きな差がある」という著者であるカリスマ研究者・江連智暢氏の話を聞いて目からウロコが落ちました。その目線のギャップは「たるみにあった!」とは。
アンチエイジングの近道はたるみケアから
見た目年齢はシワよりも、シミよりも、たるみが大きくかかわっています。たるみの正体から改善法、メイクテクまで紹介した1冊です。
Edited by VOCE編集部
公開日:2017.12.23