1. 【ダイエットの新常識】舌が満足する食べ方、教えます【これで一生太らない!】

2018.02.11

【ダイエットの新常識】舌が満足する食べ方、教えます【これで一生太らない!】

食事ダイエットが失敗しやすいのは、「我慢」が必要だから。ということで、プロボディデザイナーとして活躍中の松尾伊津香さんに、「我慢」が必要なくなる「食欲鎮静術」を教えてもらいました。「舌が満足する」食べ方についてレクチャーいたします!

【ダイエットの新常識】舌が満足する食べ方、教えます【これで一生太らない!】

ポイントは「舌先」で味わうこと

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リバウンドを繰り返してしまう最大の要因は、「美味しい」と思う食べ方ができていないことにあると言ってもいいでしょう。食べ物の味を感じるのは、広く言えば「舌」です。ですが舌には3つの異なる神経が通っており、下記のように、部位によってキャッチする感覚も大きく違っているのです。

・舌先3分の2・・・味覚に特化した神経
・舌の奥3分の1・・・運動、知覚、味覚が混合した神経
・舌の付け根・・・飲み込みに関わる神経

つまり、食べ物の味をしっかり味わうためには、舌先をきちんと使って食べる必要がある、ということ。でも私たちは口に入れたものをあっという間に口中に広げ、舌先でしっかり味わうということをしていません。そのため満足感が得られず、「まだまだ食べ足りない!」とストレスを感じ、ダイエットに挫けてしまうのです。

「そんなことはない、私はしっかり味わっている」と言う方。試しに次のステップをおこなってみてください。

①ツバを口の中にためて、舌の感覚を感じ取ってからゴックンと飲み込みます。このとき、舌がどう動いたか覚えておきましょう。
②続いて舌先を前歯で噛み、舌先が動かないよう固定してツバを飲み込みます。
③①のときと②のときの舌の動きを比べてみてください。

②のときのほうが、ツバを飲み込みにくいですよね? そう、私たちの舌は、何かを飲み込むとき勝手に奥に引っ込むよう癖づいているのです。つまり意識していないと、ついつい食べ物をしっかり味わうということをしなくなってしまうのです。

舌先で味わうための4ステップ

では舌先でしっかり味わうためには、どのような食べ方をすればいいのでしょう? それが、下記の4ステップになります。

①食べ物を口に入れて奥歯で少し噛みます。
②すぐに舌先の方に持っていきます。
③そして前方の歯で噛み、舌先で味を感じながら食べ続けます(奥歯に食べ物が戻ったら、また舌先に戻します)。
④食べ物の形がなくなってきたところで、舌の奥に食べ物を回し飲み込みます。
※飲み込むまでは、絶対に舌の奥に食べ物を乗せないでください。でないとうっかり飲み込んでしまい、食欲を鎮静することができなくなってしまいます。

いかがですか? 実際にこの食べ方をおこなってみると、同じものを食べても今までより格段に美味しく感じることに、驚くはずです。これは、舌先に食べ物を当てることで唾液と食べ物がしっかり混ざるから。反対に奥の歯だけで咀嚼すると、食べ物が唾液としっかり混ざらず塊のまま飲み込むことになります。すると飲み込む快感のほうが増してしまい、暴食につながる、というわけです。

飲み物も舌先でしっかり味わって

では飲み物のときは、どのように飲むと舌先でしっかり味わえるのでしょう? 食べ物のように舌先にもっていこうとすると、口からこぼれてしまいそうになります。そこでいったん口の中に含んだら、「舌先を丸める」ようにしてください。そうすると含んだ飲み物が舌先にしっかり当たるようになり、こぼすことなく舌先で味わえますから。

1日のうちで何かを飲む回数というのは、食べる回数より多いものです。何も考えずゴクゴク流し込んでしまっては、ムダにカロリー摂取を増やすことになってもったいないですよ!

舌先で味わいにくい食べ物とは?

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「食欲鎮静術」は、文字通り食欲を鎮めて食べ過ぎを防ぐものですから、「これを食べてはいけない」と特定の食べ物を禁止するものではありません。ですが、「舌先で味わう」ことに不向きな食べ物はあります。

①パンなどの小麦製品
パンやケーキといった小麦製品は、一度粉状にすり潰したものを練り直して作っています。そのため唾液に溶けるのが早く、あまり咀嚼する必要がありません。当然、すぐに飲み込んでしまうので舌先で味わう時間が少なく、満足感を得られにくいのです。

②麺類
麺類は「のどごしが良い」という言葉がよく使われるように、すすって食べるため、自然と口の奥に運ばれ、ツルンと飲み込んでしまいやすいもの。しっかり味わうことが難しい食べ物です。麺類を食べるときは、少し温度を覚まして、すすらずに食べることが大切です。

③ジャンクフード
基本的に味付けがかなり濃いうえ、添加物がたくさん入っています。それゆえ舌先で味わおうにも、何の味か分かりにくく満足感が得にくいのです。言い換えれば、ジャンクフードを食べたとき舌先がピリピリすると感じるようになったら、舌先でしっかり味わうことができているという証でもあります。

食欲鎮静術でイライラが減る!?

前回は「胃が満足する食べ方」を、今回は「舌が満足する食べ方」をお伝えしました。この2つの食べ方を身につけると、食欲が鎮静化するだけでなく、心も穏やかになるというメリットがあります。

胃と舌が満足する食べ方をおこなえば、早食いと食べ過ぎを防げますから、血糖値が過剰に上昇するということがなくなります。最近は、血糖値の上下が激しいとキレやすくなるということが分かってきていますが、食欲鎮静術は、そういった精神のバランスを崩すことからも私たちを守ってくれるのです。

ストレスからつい食べ過ぎてしまう、という方。もしかしたらそれは、食べ過ぎによって血糖値が急上昇することで、イライラしてストレスが強くなっているのかもしれません。試しに、胃と舌で味わう食欲鎮静術をおこなってみてください!

教えてくれたのは
松尾伊津香先生

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ボディデザイナー。大学で心理学、精神医学を、卒業後はアメリカに留学してヨガ哲学、メディテーションを学ぶ。帰国後、ヨガインストラクター、女性専用ダイエット専門ジム「Shapes International」のスーパーバイザーを経て、現在は「ZERO GYM」のプログラムディレクターに。大食漢体質ゆえの過食に苦しんだ経験も生かし、ダイエットのプロとして活躍中。著書に『一生太らない魔法の食欲鎮静術』(インプレス)がある。またブログ『ヨガから学ぶダイエット』が好評を得ている。