1. 「いい加減な女」「緩急のある女」「ブレない女」……【美のプロたちが語る】いい女論5連発

2017.12.31

「いい加減な女」「緩急のある女」「ブレない女」……【美のプロたちが語る】いい女論5連発

女性の魅力は、見た目の美しさだけじゃないと、誰もが気づき始めているのではないだろうか。ならば今、いい女とは?いい女が考える、いい女論に、そのヒントが詰まっている。

「いい加減な女」「緩急のある女」「ブレない女」……【美のプロたちが語る】いい女論5連発
高橋 絵里子
VOCE副編集長
by 高橋 絵里子

「いい加減な女」

美容エディター 松本千登世さん

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見た目も生き方も"いい""加減" 、そんな女性がいちばん美しいと確信している。とくに、美に対するスタンスには、加減の良し悪しが顕著に現れる。シワもたるみもコントロールできるから"抗う"も"寄り添う"もその人次第だし、肌はツヤもマットもあり、唇はベージュも赤もあり、髪も眉も"不正解がない"というムードだから、なりたい顔もその人次第。

マイナスするも自由、プラスするも自由、そう、どんな自分を、どんな美しさをつくるかというセンスが試される時代だと思うのだ。ちなみに、ここで言う"いい加減"は心にも体にも濁りや澱みがなくて、自分自身を俯瞰できて、まわりへの愛情や思いやりを持っていないと叶わないのだと思う。ああ、難しい!

だからこそ、今、最高に美しいのは、いい加減な女。

「緩急のある女」

美容ライター 橋本日登美さん

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SNS時代の今、情報との触れ合いが上手な人が、美人になれるのではないだろうか。たとえば日々、目まぐるしく発信される美容ニュースから、トレンドはスピーディにキャッチ。それからはテンポを緩めて、とくに惹かれた色やメイクをじっくり選び取るというように、緩急をつけて美容と交流できることが、私の思う2018年の美人の条件。

ファッションと同じく、纏う色もメイクも、流行だからとか、ただ好きという気持ちだけではキレイに直結しない。だけど、緩急がつけられる人は、流行から真の自分の興味を見極められる。

興味があるから、うまく取り入れようと研究することもできる。結果、好きを自分のものとして昇華し、美しさに変えていく。これこそ、今の無敵の美人像!

「ブレない女」

ヘア&メイクアップアーティスト 小田切ヒロさん

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素敵と思わせてくれる女性は、捨てる事を恐れない、削ぎ落としの段階に入った洗練を極めた女性。VOCE世代なら、情報をくまなく収集、厳選し、自分だけのオリジナリティをつくること。沢山の情報に踊らされない、ブレない〝目利き〟を極めること

でも、どんなスタイルであろうと品格と清潔感、女性らしさだけは失ってはいけない。ここを押さえるのが美人街道。

「二度見させる女」

ヘア&メイクアップアーティスト 千吉良恵子さん

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今、気になるのは、整った美人より、唯一無二の個性を持った女性。丸いほっぺや太い眉など、ちょっとした違和感が"その人らしさ"を漂わせるから、「もう一度会いたい」「つい二度見してしまう」。それが、イマドキ美人の条件。

でも、長年見てきた自分の顔には"理想の美"があって、人から見たらチャーミングな個性を、コンプレックスに感じていることもある。自分のチャームポイントがわからなかったら、写真に撮ったり、人に聞いて確認することも大事。そして、そのパーツを生かしたメイクにトライ!

目がチャームポイントならアイメイクから、唇ならリップから、とメイクの順番を変えてみるだけでも"いつもと違う"印象的な顔になれます。どこかに抜け感をつくることも忘れずに。

「こだわらない女」

美容エディター 入江信子さん

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個人的に惹かれるのは〝こだわらない人〞。〝こだわる〞は本来、〝いつまでもひとつのことに気持ちがとらわれてしまう〞というネガティブな言葉。だからこそ、こだわらない人は自由で、軽やかで、現在にとどまらずに進んでいけるのだと思う。

頼れるヘビロテリップを持っているのは素敵なことだけど、その色にばかり執着していては、新しい自分は見えてこない。これしかないと信じるケアを替えてみたら、美肌度が上がることもある。必死に繋いできた人間関係を手放して、心が軽くなるのもよくある話。

ここは譲れないという芯はありつつも〝こうでなきゃ〞を少しゆるめて、ときに流れにまかせ、ときに心にまかせる。そんな心持ちが女性をいつも新鮮な存在でいさせてくれる。

撮影/池田保、取材・文・構成/寺田奈巳

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高橋 絵里子
高橋 絵里子
VOCEビューティエディター&美容デスク。ラインナップや表紙レイアウトも担当するVOCEの大黒柱。メイク&取材ページを中心に担当。根っからのメイク大好き!子育ての息ぬきは、深夜の海外ドラマウォッチ♡ 肌質はオイリーに傾きがちな混合肌。