連載 VOCE特別インタビュー

【MEGUMI】すべての原動力は、ずばり“ドM”だから!

更新日:2021.10.23

MEGUMI

まもなく40歳を迎える、MEGUMIさん。年齢を重ねるごとに、生き方が輝いて見える。そんな彼女に、仕事や家族のことを伺いました。

MEGUMI

まもなく40歳を迎える、MEGUMIさん。年齢を重ねるごとに、生き方が輝いて見える。そんな彼女に、仕事や家族のことを伺いました。

2001年にデビュー。その後、タレント、俳優として躍進するMEGUMIさん。育児を経て再開した俳優業は絶好調で、2020年2月には『第62回ブルーリボン賞』助演女優賞を受賞。最近では、Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督 2」で、鬼才・村西とおる率いるサファイア映像の経理として働く大場ますみ役を熱演した。俳優業だけにとどまらず、カフェのオーナーやウェブメディアの制作、ドラマのプロデュースなど、次々と新しいプロジェクトにもチャレンジする。そんなMEGUMIさんが語る、仕事のこと、家族のこと。

MEGUMI
トップス ¥89100 ※参考価格(Co)/イーストランド 03・6231・2970 イヤカフ ¥22000、シングルピアス ¥17600(MARIA BLACK × CINOH for Demi-Luxe BEAMS)/モールド 03・6805・1449 リング ¥192500(carat a)/イセタンサローネ 03・6434・7975 インナー、パンツ/スタイリスト私物

念願のプロデュース業もスタート。
すべての原動力は“ドM”だから!

ーー取材当日もインタビュー後、自身が経営する金沢のカフェに向かうというMEGUMIさん。近年、俳優だけでなく、色々なことにチャレンジし多忙を極めていますね。

MEGUMIさん※以下MEGUMI:
誰かに幸せにしてもらうのではなく、何でも自分でやり、自分で盛り上げていかないと、幸せは本当の意味ではあまり感じられない。そんなことを30代前半から少しずつ感じていました。女性も精神的自立をし、やりたいことをやったほうが人生は楽しいなと思うときがあったんです。そこで、芸能界の仕事の中でも自分が一番何をやりたいのかを考え始めて、俳優業に力を入れ始めた。加えて、5〜6年前から俳優業と別に、お店経営、「+COLLABORATE」というウェブメディアと色々なことを始めたんですよね。それがいま、どんどん形になってきたというタイミングです。

ーー俳優業と平行して何かを始めることは大変ではなかったのですか?

MEGUMI:
私、30代前半は俳優の仕事がほとんどなかったんですよね。バラエティ番組の仕事ばかりやっていたんです。もちろん、バラエティ番組も楽しかったけれど、俳優の仕事や作品に関わることをきちんとやりたい、けれど、そういう仕事が来ない。そんな暗黒期のような時代がありました。そのときに、私が尊敬している人から「商売をやりなさい」と助言を頂いて。いきなりで驚きましたけれど、「商売は世の中に繋がることだからとても勉強になる。役者をやるうえでも経験が繋がっていく。いい影響を及ぼすからぜひやりなさい」と言われて、チャレンジしました。

ーー最近ではプロデュース業にも力を入れ、初のドラマプロデュースとして、脱出ゲームが題材のクライムコメディーの連続配信ドラマ「GOSSIP BOX」が9月24日からYouTubeで配信されましたね。

MEGUMI:
ついに、映像のプロデュースをすることになりました! 元々、フリーペーパーをゼロから作ったり、「+COLLABORATE」のサイトで色々な人を巻き込んで具現化していく作業が楽しいし、好きなんです。今回はたまたまご縁があり、プロデュースのお話があったので、思い切って飛び込んでみました。

ーーワクワクする話ですが、プロデュースとなると、実際は楽しいことばかりではないですよね。

MEGUMI:
“ヤバい”ですよ。とっても大変。けれども、お金を集めて、プロモーションの仕方を考えて、ロケハンをして。だんだんと形になっていくのが楽しくて仕方ないんです。俳優の仕事はどうしても受け身なので、キャスティングされないと稼働できない。けれど、プロデューサーであれば、頭に描くものがどんどん形になる。今回はいまをときめく人達が参加をしてくれて、台本を読んでくれることにも、いちいち感動していますね。プロデュースの作品が出来上がったら、もっとエモーショナルなことになるし、役者として作品に参加することとはまた別の厚みがあり、大変だけどプロデュース業はもう止められないなと(笑)。でも、プロデューサーとしてすべてを自分で考えるのも楽しいし、役者として相手のクリエイティブに乗っかるパターンも面白い。どちらも好きですね。

ーーMEGUMIさんの中には、今後さらにやりたいことがすでにあるのですか?

MEGUMI:
もう死ぬほどありまして。けれど、いまはまずプロデュースしている作品を完成させることですね。この先、映画を撮りたい気持ちもあるし、Netflixで連続ドラマを手掛けたい気持ちもある。自分の作品がアカデミー賞を受賞する!なんて、夢は大きくありますね。すべて本気です。今は自分が作った作品を海外で発表したい気持ちが強いですね。近い未来にはやろうと思います。もう、すべての原動力は“ドM”だから(笑)。とても濃い日々を過ごしてますね。

MEGUMI

やりたくないことはやらない。
仕事以外で自分が満たされる時間を作ります

ーー話を聞く限り仕事面だけでもかなり多忙だと思うのですが、そのうえで母親であり妻である。どのように時間をやりくりしているのですか?

MEGUMI:
1週間、すべてのスケジュールを組みます。洗濯から撮影、Zoomでの打ち合わせまで細かいこともすべて。人は目的があればそこに向かって走れますけど。何もないと動けないですからね。ぼーっとしていれば、あっという間に時間が経ってしまう。するべきことをすべてメモり、スケジュールに入れて実行しています。

ーーそれでも休みたいときは?

MEGUMI:
あります、あります。だから、事前に休みのスケジュールも組むんです。何もしない、だらだらするスケジュールを決める。そうすれば、罪悪感なくのんびりできますからね。

ーー何をしているときが息抜きなのでしょうか。

MEGUMI:
以前は旅でしたけれど、いまは美味しいものを自宅で時間をかけて作ったり、掃除をしたり。家でできることを楽しんでいます。映画を見て、違う世界にトリップしたり。家事自体は苦なんですよ。けれど、プロフェッショナルな人のYouTubeを見てマネしたり、普段しない家事へのアプローチは、いい息抜きになります。

ーー最近は英会話もお勉強されているそうですね。

MEGUMI:
そうなんです。役者としていつか海外の作品に出てみたいと思い、英会話のレッスンを始めました。忙しいことが好きなんですね。やっぱりドMです(笑)。

ーーそんなMEGUMIさんが日々大事にしていることってありますか?

MEGUMI:
やりたくないことはやらないこと、です。たとえば計算は苦手だから自分ではやらず、人に頼みお任せします。一度、すべてを自分で抱えて、ぼろ雑巾のようになったことがあったので。頑張りすぎて潰れてしまった。それからは、任せることは任せ、休むようにしています。傍から見ると休めてなさそうですけれど(笑)。だらだらする。やりたいこと、行きたいところに行く。仕事以外で自分が満たされる時間をきちんと作り、自分を許す。そういうことをしないとダメだと思い、意識してするようにしています。

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トップス ¥76000(PALMA MARTIN)/CPR TOKYO 03・6438・0178  イヤカフ ¥115500、リング ¥44000(carat a)/イセタンサローネ 03・6434・7975 シルバーピアス、インナー/スタイリスト私物

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