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【シャネル Nº5】世界中の女性に幸福を運ぶ香水【5つの秘密】

更新日:2021.09.24

【シャネル Nº.5】世界中の女性に幸福を運ぶ香水【5つの秘密】

マドモアゼル シャネルの思いから生まれた香水「シャネル Nº5」。世界中の女性を虜にし続ける秘密とは?

【シャネル Nº.5】世界中の女性に幸福を運ぶ香水【5つの秘密】

マドモアゼル シャネルの思いから生まれた香水「シャネル Nº5」。世界中の女性を虜にし続ける秘密とは?

シャネル Nº5。1921年、クチュリエが世に送り出した最初の香水。「女性そのものを感じさせる、女性のための香水を創ってほしい」というマドモアゼル シャネルの思いから生まれた香り。単一の花の香りが主流だった時代に、「抽象性」というまったく新しい概念で革命を起こした、名香中の名香だ。そして、誕生から100年を迎える今。「誰の真似でもない、他の何にも似ていない」香りは、個性と多様性を重んじる現代を生きる私たちに、幸福を運ぶ……。

幸福を運んだ5つの“秘密”

1.香り

初代の専属調香師、エルネスト ボーは、特定の花の香りにとらわれることなく、80種類以上もの天然香料に、それらを引き立たせるために合成香料のアルデヒドを組み合わせ、ひと言では表現できないミステリアスなフローラル ブーケの香りを構築。のちに「Nº5以前」と「Nº5以後」と言わしめた香りの革新こそが、未来永劫、時代を超える何よりの秘密。

香り【SCENT】

2.ボトル

当時の凝った香水瓶とはまるで対照的な、一切の無駄をそぎ落としたシンプルでミニマルなボトル。私たちの目には不変と映るけれど、じつは、ボディのカッティングからラベルのデザインまで、時代の息吹を反映しながら、静かに変化しているという。それは、常にその時代を生きる女性ととともに存在するための、究極のこだわり。

ボトル【BOTTLE】

3.ネーミング

「Nº5」という数字をネーミングにしたことも、当時の常識を覆す革新。ボーが提示した香りのサンプルのうち、5番目のものを選んだからとも、マドモアゼル自身のラッキーナンバーである5をつけたいと思ったからとも言われるけれど、じつは真相は不明。世界中で同じ意味を持つ、数字というユニバーサルの極みは、年齢も性別も国籍も時代も超える!

ネーミング【NAME】

4.花畑

贅沢な花束のようなラグジュアリーさは、原料へのこだわりから生まれている。シャネル Nº5に欠かせない香料であるローズ ドゥ メとジャスミンは、南仏・グラースのシャネル専属農園とパートナーシップを締結して栽培。収穫、そして抽出に至るまで、すべての工程で人の手によって最高の品質が保たれ、希少かつ貴重なエッセンスへ。

花畑【GRASSE】

5.調香師

シャネル Nº5は、まさに、シャネルという普遍的なスタイルの象徴。歴代調香師たちは、その真髄を大切に守り抜きながら、新たなスタイルを形にしている。オードゥ トワレット、オードゥ パルファム、オー プルミエール、そして4代目、オリヴィエ ポルジュによるロー オードゥ トワレットへ。Nº5という伝統と革新は時代を超え、永遠に。

調香師【NEZ(鼻)】
もうひとりのNº5 マリリン モンロー

「何を着て寝ていますか?」との問いに「Nº5を数滴」。マリリン モンローとシャネルNº5の伝説はつとに有名だ。のちに、モンローは「パジャマ? パジャマの上だけ? ネグリジェ? だから、シャネルNº5と答えたんです。裸で、とは言えませんから。でも、本当です」と語ったという。何にもとらわれない自由という心地よさを物語るエピソード。これこそが、マドモアゼル シャネルが見つけた、永遠の女性らしさの方程式。

もうひとりのNº5 マリリン モンロー

写真/戸田嘉昭 取材・文/松本千登世

Edited by 新井 美穂子

公開日:2021.09.23