1. 本当に知りたかった美白の全て【美白コスメでどこまで白くなれるの?】

2018.05.30

本当に知りたかった美白の全て【美白コスメでどこまで白くなれるの?】

シミも気になるけれど、「最近くすんできたかも……」「実は既に日焼けしちゃった!」というあなた! アラサーが知っておくべき、美白ケアのあれこれをクリアにします! 永久保存版の美白成分総まとめで、美白の歴史も勉強しましょう。

本当に知りたかった美白の全て【美白コスメでどこまで白くなれるの?】

美白Q&A
Q.1 くすみの原因って何?単に年齢的なもの?

“大きな原因はメラニンで加齢によりくすみやすく”
「メラニンは一因ですが、加齢などにより代謝が落ちて角層が分厚くなったり、肌の黄色化が進んだり、血行が悪くて赤みが減るなど原因は多岐にわたります」(佐藤さん)

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【衝撃事実!】冷えた女には美白コスメは効かない!

美白Q&A
Q.2 日焼けの跡はどれくらい経てば消えるもの?

通常なら3ヵ月もあれば戻る!ひどい日焼けは半年みて
「通常メラニンは1ヵ月~1ヵ月半で排出されるところ、日焼け後はしばらくメラニン生成が継続するため、時間はかかりますが、ケアでスピードアップが可能」(佐藤さん)

美白Q&A
Q.3 美白ケア、何歳までにしないと手遅れになる?

“いくつでもケアできるけど方法が違ってくる!”
「年々肌機能は衰えて美白ケアに反応しにくくなるけど、大人はターンオーバーを促す方が有効というように年齢に合わせたケアがあるので諦める必要ナシ」(佐藤さん)

美白Q&A
Q.4 美白コスメが効くメカニズムを知りたい!

“新しいメラニンを防ぎ、古いメラニンの排出を促す”

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「新たなメラニンの生成を止める(a)のが代表的。メラニンが表皮細胞に受け渡されるのを防いだり(b)、溜まったメラニンの排出を促すものも(c)」(佐藤さん)

美白Q&A
Q.5 美白ケアでどこまで白くなれるの?

“MAXで元の肌色!もしくは腕の内側やお尻の色”

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「美白コスメを使い続けても、正常な範囲ではメラニンはつくられ続けるため、生まれつきの肌色を超えて白くなることはありませんが、日焼けをあまりしない部分に近づけることは可能」(千葉先生)

美白Q&A
Q.6 メラニンの生成を抑える美白コスメって、肌に問題はないの?

“問題ありません!異常な動きを正常に戻すだけ”
「すべての紫外線ダメージやメラニンの生成をブロックできるわけではなく、あくまでも過剰な部分をブロックするだけなので問題はなく、悪い影響もなし!」(千葉先生)

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美白Q&A
Q.7 美白ケアをやめても効果は続くの?

“ある程度の効果は続くけどメラニンが暴れ出すことも”
「各製品のメカニズムによって効果が残る期間には差があります。その後のケアを怠ると、再びシミ、くすみが出てくることも」(佐藤さん)

ブラン ディヴァン セラム

使用後1ヵ月間、パワフルな美白効果をキープ。ブラン ディヴァン セラム〈医薬部外品〉30ml ¥13000/パルファム ジバンシイ

美白Q&A
Q.8 そもそも美白肌を目指すべきか疑問です……。

“自分なりの色白肌を目指して!”
「色白は日本人の美肌条件のひとつ。自分の腕の内側を目安に設定にするのがベター。ただし、単に白ければよいのではなく、うるおいと透明感も重要」(岡部さん)

お話を伺ったのは…

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【イデリア スキンクリニック代官山院長 千葉真美先生】
日本皮膚科学認定皮膚科専門医。豊富な臨床経験をベースに、すっぴんを誇れる肌に導く的確なプログラムを提案。

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【資生堂 皮膚科学研究グループ グループマネージャー 佐藤潔さん】
メラニンに関する研究を専門とし、名作HAKUやホワイトルーセントの開発に携わる。美白薬剤研究開発歴は24年!

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【ビューティサイエンティスト 岡部美代治さん】
本誌の人気企画「みよじ刑事」でもおなじみ。化粧品の研究、開発の経験をベースにした科学的な解説に定評あり。

撮影/当瀬真衣、浜村達也、金栄珠、柏原 力(人物)、小川 剛(静物) ヘアメイク/paku☆chan(Three PEACE) モデル/藤野有理 スタイリング/程野祐子 イラスト/尾代ゆうこ 取材・文/楢﨑裕美 構成/佐野桐子

気になるシミに! “点”美白でシミをじっくり一夜づけ

「できてしまったシミは狙いを定めた“点”ケアで。ピンポイントのケアが可能な美白アイテムをシミよりやや広くのせ、じっくりと一夜づけ。シミ抜きに効果を発揮するハイドロキノン配合のものもおすすめです。アメーバのように浮き上がってきたモヤモヤとしたシミは取れにくいので、体の内側からもケアして。血管の酸化を食い止めるビタミンA・C・Eをたっぷり摂リましょう」

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【A】効くと噂のクリニック発ハイドロキノン美容液。
気になるシミにより深く、強く、夜通し働きかける、ハイドロキノン美容液。
ラグジュアリーホワイト コンセントレート HQ110 11g ¥10000/アンプルール
【B】日中も夜も、24時間シミにアプローチ!
日中と夜の肌リズムに合わせた有効成分を配合し、パワフルにシミに働きかける。日中用、夜用の2本をセット。
ル ブラン スポッツ トリートメントデイ&ナイト〈医薬部外品〉各7ml ¥13000/シャネル
【C】レーザー治療のようにシミをめがけて徹底ケア
ハイドロキノンを安定配合した夜用美白美容液でシミ抜きを。
エピステーム HQ レーザークリア 12g ¥13000/ロート製薬
【D】シミの内部まで狙いを定め効かせる美白スティック
再発を繰り返す頑固なシミにアプローチ。肌の奥まで浸透してピタッと密着。気になる部分を狙い撃ち。
エクシア AL ホワイトニング インテンシブ スポッツ〈医薬部外品〉4.0g ¥12000/アルビオン

HOW TO

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1.シミより少し大きめに塗布
美白美容液はシミよりやや大きめにのせるのがポイント。指先で軽くトントンとたたきながら美白成分をしっかり浸透させておこう。

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2.テープで密閉し一晩中シミ抜き
次に小さくカットしたコットンに美白美容液を含ませ、テープでとめて一晩おく。これで密閉効果が高まり美白成分がぐんぐん浸透。

くすみに効かせる! ”面”美白で肌全体を底上げ!

「アレルギーを発症するときように、紫外線ダメージによって増えたメラニンがコップから溢れてしまうと、モグラ叩きのようにシミが現れる。紫外線の影響でいきなり出てきた一過性のシミはターンオーバーをしっかり整えれば、意外に早く退治することができます。顔全体のくすみが気になるときは、シャパシャパ感触の美白美容液を。保湿ケアも同時に行うと美白成分の効きがよくなり、ニコニコサイクルで肌が明るくなっていくはず」

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【A】輝き溢れるクリア グロウな白肌へ
メラニンのあらゆる形成プロセスに働きかけ、なめらかで明るい肌を目指す。
ブラン ディヴァン セラム〈医薬部外品〉30ml ¥13000/パルファム ジバンシイ
【B】濃いシミも淡く大きな色ムラも根こそぎケア!
コウジ酸配合のみずみずしい美容液がメラニンの塊を粉砕&排出。シミも色ムラも解消。ホワイトロジスト ブライト エクスプレス〈医薬部外品〉40ml ¥15000/コスメデコルテ
【C】みずみずしく肌を潤しふっくら透明肌に
ビタミンC誘導体などを配合した美白乳液は毎日使いたくなる心地よさ。ホワイティシモ 薬用ミルク ホワイト〈医薬部外品〉80ml ¥5500/ポーラ
【D】美白効果に加え、肌を美しく見せる輝きもオン
肌にすっと浸透し、ダイヤモンドのように輝きを作り出すメカニズムで、肌の質感も美しく見せる美白美容液。
クレ・ド・ポー ボーテ セラムコンサントレエクレルシサン〈医薬部外品〉40ml ¥15000/資生堂インターナショナル

HOW TO

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1.美白美容液は温めて浸透アップ
美容液は手のひらで温めてから塗ると美白成分がより浸透しやすく。顔をこすらないようにくるくるとなじませ、こめかみをプッシュ。

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2.隈取りラインをしっかり流す
歌舞伎で隈取りをする部分はリンパの流れやメラニンの予備軍が溜まりやすい。耳下腺を片手で押さえ目頭のくぼみから耳前へ流して。

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3.滞ったリンパと老廃物を排出
顔全体のリンパの流れを促したら耳下腺のゴミポケットに排出。耳前の出っ張った部分を押したら耳下腺へ優しく押し流していこう。

撮影/岩谷優一(vale./人物)、高橋一輝(静物) ヘアメイク/鈴木京子(ロッセット)スタイリング/程野祐子 取材・文・構成/寺田奈巳

【永久保存版】美白成分総まとめ【美白の歴史も勉強しよう】
1,ビタミンC系

酵素チロシナーゼの活性を抑制するビタミンCは、 不安定なのが弱点。そこで開発されたのが、肌に なじむとCに変化する誘導体で、働きはほぼ同じ!

[代表的なのはコレ!]

クラランス ホワイト-プラス ブライト ミルク ローション

クラランス ホワイト-プラス ブライト ミルク ローション

【肌を耕すローションはポビュラーなビタミンC入り】
まろやかなミルクテクスチャーで肌をふっくら柔らかくほぐして、次に続く美容液などのなじみ率をアップ!〈医薬部外品〉200ml ¥5800

2,ニコチン酸アミド

ビタミンB3 (ナイアシン)の一種でSK-Ⅱが独自に着目する美白有効成分。メラノサイトで生成されたメラニンが表皮の細胞へ受け渡されるのをセーブ!

[代表的なのはコレ!]

SK-II ジェノプティクス オーラ エッセンス

SK-II ジェノプティクス オーラ エッセンス

【オーラ肌のためにターゲットはシミと曇り】
ニコチン酸アミドを含む独自の複合成分がイン。シミに加え、茶色、灰色、赤色の曇りまでケア。〈医薬部外品〉30ml ¥16000(編集部調べ)

3,4MSK

資生堂独自の美白有効成分で、サリチル酸の誘導体。シミ部位の慢性的な角化エラーに作用し、メラニン排出をスムーズに。チロシナーゼの活性も抑える

[代表的なのはコレ!]

クレ・ド・ポー ボーテ セラムコンサントレエクレルシサン

クレ・ド・ポー ボーテ セラムコンサントレエクレルシサン

【資生堂が誇る有効成分をW配合し、ダイヤ肌に】
4MSKとm-トラネキサム酸を配合。角層の濁りや黄色化に多方面からアプローチ。〈医薬部外品〉40ml ¥15000/資生堂インターショナル

4,エラグ酸

ライオンが独自に開発した美白有効成分でチロシナーゼの活性を抑制。ランコムのほか、DHCにもイン

[代表的なのはコレ!]

ランコム ブランエクスペール メラノライザー AI アドバンスト

ランコム ブランエクスペール メラノライザー AI アドバンスト

【盛り上がったシミもなかったことに】
エラグ酸とターンオーバーに働きかけるビタミンCGを組み合わせ、メラニンの生成を防ぐとともに分解を促進。〈医薬部外品〉50ml ¥16000

5,コウジ酸

杜氏の手が透けるように白いことから発見された麹由来の美白有効成分。チロシナーゼの働きをブロック

[代表的なのはコレ!]

コスメデコルテ ホワイトロジスト ブライト エクスプレス

コスメデコルテ ホワイトロジスト ブライト エクスプレス

【シミを根から断ち、色ムラをなかったことに】
コウジ酸がメラニン生成を食い止めると同時に、薄いモヤモヤの原因となるメラニンの塊の粉砕をサポート。〈医薬部外品〉40ml ¥15000

6,トラネキサム酸系

シミの原因となる微弱炎症に働きかけて、メラニンの生成指令を食い止め、メラノサイトの働きをセーブ

[代表的なのはコレ!]

シャネル ル ブラン セラム HLC

シャネル ル ブラン セラム HLC

【みずみずしくてふっくらヘルシーな美白肌へ】
トラネキサム酸系のTXCがシミの原因となる複数の要因をケア。さらに梅の花のエキスが肌の活力をアップ。〈医薬部外品〉30ml ¥16000

7,ルシノール

ポーラが独自開発した美白有効成分。先回りしてメラニンをつくる前のチロシナーゼと合体し、ブロック

[代表的なのはコレ!]

ポーラホワイトショット CX

ポーラホワイトショット CX

【メラニンの分解を助け、目指すはまっさらな肌】
シャバッとした美容液にはルシノールとともにオリジナルの美容成分がイン。肌にもともと備わる美白機能をアシスト。〈医薬部外品〉25ml ¥15000

8,アルブチン

コケモモなどに含まれるハイドロキノンの誘導体で、化学合成されたものも。チロシナーゼの働きを阻害

[代表的なのはコレ!]

アスタリフト ホワイト ブライトローション

アスタリフト ホワイト ブライトローション

【消えないくすみの原因、悪酔い物質を無毒化!】
アルブチンとフェルラ酸を合わせ、頑固なくすみをオフ。〈医薬部外品〉130ml ¥3800/富士フイルム

9,カモミラET

花王が開発し、植物エキスとしては初めて認められた美白有効成分。メラニンの生成指令物質を抑える

[代表的なのはコレ!]

ソフィーナアルブラン 薬用美白エッセンスEX

ソフィーナアルブラン 薬用美白エッセンスEX

【シミの生成スイッチをオフし、透明ツヤ肌に】高浸透技術により、カモミラETがメラノサイトを直撃!〈医薬部外品〉40g ¥10000/花王ソフィーナ

美白コスメに歴史あり!

■1966年

日本初の医薬部外品、カネボウ化粧品よりソワドレーヌ ビューティCパウダー発売。公に効果をうたえる美白コスメの歴史はここからスタート。主剤はビタミンC。

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■1988年

ビタミンC誘導体が美白成分として普及し始める。

■1990年

資生堂よりアルブチン配合ホワイテスエッセンス発売。

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コーセーよりコウジ酸配合ホワイトニングクリームXX発売。日焼け後の白肌ケアからシミをターゲットにした美白へ。ともにメガヒット!

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■2000年

アルビオン エクサージュホワイト発売。美白ケアで角層に初着目。メラニンアプローチだけではなく、角層をうるおして白く見せる新発想が話題に。

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■2005年

資生堂よりm-トラネキサム酸配合、HAKU誕生。国民的美白誕生の背景には、“シミができる肌は微弱炎症状態”という発見あり。

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■2010年

メラニン移送、遺伝子レベルなど美白アプローチの多様化が激しくなる。

■2015年

肌の白さだけでなく透明感、肌色の発色に関するアプローチが増える。

美白の進化はまだまだ続く……

教えてくれたのは…

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【ビューティサイエンティスト 岡部美代治さん】
 本誌の人気企画「みよじ刑事」でもおなじみ。化粧品の研究、開発の経験をベースにした科学的な解説に定評あり。

撮影/当瀬真衣、浜村達也、金栄珠 モデル/甲斐まりか 取材・文/楢﨑裕美 構成/佐野桐子