
ボディワーカーの森拓郎さんがアラサー世代の「最近、痩せづらい!」の悩みに応える連載。今月の質問は「平熱は低めの35.6度。体温は高いほうが痩せやすい?」
ボディワーカー 森 拓郎のダイエット道場
教えてくれたのは…

ボディメイクの救世主
森 拓郎さん
運動指導者。パーソナルトレーニングジム「rinato」、小顔・美容矯正サロン「ルポルテ」をプロデュース。独自のボディメイク理論を数々のメディアに発信し、Twitterのフォロワー数は8万超。国内最大級のオンライングループレッスンが評判。著書は『きれいな人の老けない食べ方』(SBクリエイティブ)ほか多数。
Instagram:mori_taku6_

Q. 平熱は低めの35.6度。体温は高いほうが痩せやすい?
低体温女子こそ糖質オフが太りやすい体をつくる
厚生労働省によると、体温が1度上がると基礎代謝量が13%上がるといわれています。たとえば、基礎代謝量1500キロカロリーの人の場合、約195キロカロリー分多く消費できます。市販のチョコチップクッキーなら3~4枚分消費できるんですから、体温が高いほうが痩せやすいのは事実。
体温を上げるためには、とったエネルギーを燃やして熱に変える能力が必要です。その役割を果たすのが筋肉。そのため筋肉を増やすのは重要ですが、見逃しがちなのが熱をつくるときに必要な糖質の存在。糖質オフダイエットで体温が上がらなくなり、逆に痩せにくい体をつくっている人が少なくありません。特に体温が35度台の人がダイエットをするなら、食事を減らすより、筋トレなどの運動をしながら、糖質をしっかりとるダイエットがおすすめ。まずは体温を上げて、エネルギーを燃やしやすい体をつくったほうが、痩せやすくなります。

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Q.体が硬いのが悩み。体が硬いと太りやすいの?