連載 VOCE特別インタビュー

特別インタビュー【SWAY】「らしさ」という線引きはしない。評価をせず、ただ前に進む強さを

公開日:2021.11.05

VOCE×SWAY

LDH所属のDOBERMAN INFINITYのラッパーであり、Def Jam Recordings所属ソロアーティストでもあり、劇団EXILEのメンバーでもあるSWAY。そんな多方面で活躍するSWAYに、「男“らしさ”」「自分“らしさ”」など、これからの「らしさ」とどう付き合っていくのかを聞いた。

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LDH所属のDOBERMAN INFINITYのラッパーであり、Def Jam Recordings所属ソロアーティストでもあり、劇団EXILEのメンバーでもあるSWAY。そんな多方面で活躍するSWAYに、「男“らしさ”」「自分“らしさ”」など、これからの「らしさ」とどう付き合っていくのかを聞いた。

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カナダで学んだ「This is it」の精神

――最近は、「らしさ」みたいなものを規定しないでいい、そこにとらわれなくていいという風潮もありますが、SWAYさんはどう思われますか?

SWAY「僕の場合、一人っ子だったんですけど、子供のころに戦隊ものを通ってなくて、友達の家にいって戦隊もののおもちゃで遊んでても、友達の妹のミニチュアの家に興味があったり、少女漫画のほうが読みやすいなってのはあったんですよね。それと、クラブで出会う人たちにも、いろんな人がいて、自然と『らしさ』で線引きをすることがなくなっていったりしました」

――カナダで過ごしたというのも関係ありますか?

SWAY「環境から考えさせられることは多いですね。トロントにいたとき、学校に通っていた時期があって、その学校で、自分の国の料理をみんなにプレゼンしましょうというイベントがあったんです。僕は寿司を作ったんですが、ほかの国の料理もいろいろで、今まで食べたことのないような食感のパンみたいなものを出してた人もいて、『これが主食です』って言われたときに、ほんとに当たり前って違うんだなと思って。それを初めて食べてみて合わないこともあるかもしれないけど、寿司の生魚だって『何食ってんの?』って思う人もいるだろうし、好きとか嫌いって言って線引きするのってもったいないし、そんな権利はないなと思いました。僕はそれを『This is it』精神って呼んでるんです」

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――――それはどういうことですか?

SWAY「これはそういうもんじゃん、これはこれでいいでしょって。そうやって考えると、周りに人とは違った人がいたとしても、ただそうなんだなって受け止めることができるし。それですべて対応できるのかなと思うようになりました。だから、フィットするかは別としても、評価はしないようにしようと思って。もしかして、これから年をとったら、若者の行動が理解できなくなるかもしれない。でも、あんまり頑固にならずに、僕は受け入れられるようになりたいなと思っています」

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「誤解される可能性があっても、飛び込める強さ」

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