いろいろな種類の占いのなかでもタロット占いはとても人気の高い占いです。同じくらいポピュラーなのが西洋占星術。いわゆる12星座の星占いでしょう。このタロットと星占い、実はいろいろな点で相関関係があります。 それを読み解くために、各12星座ごとに関係の深いタロットを選んで、２つの相関関係をひも解くコラムをお届けします。今回は今の星座・蠍座と死神のカード。月２回連載です。
10月22日（金）更新のラッキータロット占い！ vol.32のテーマは
「今の彼と別れて次に付き合うべき人は？」です。
どのカードが出るでしょうか？
蠍座と「死神」のカードは古いものを壊して新しいものを生み出す原動力を表す
タロットと星占いの相関関係をひも解くコラムの第９回。
今回は蠍座と「死神」のカードを取り上げます。
蠍座の期間は10月24日から11月22日までです。
今回は蠍座の前半の期間に入ってきます。
蠍座は「死と再生」を象徴する星座で、古くなってサビついたものを刷新するパワーを秘めた星座です。
そのエネルギーはすさまじいものがあり、徐々に少しずつといった具合ではなく、一気にガラリと変えていく強さがあります。
蠍座生まれの人にも、実はその力が秘められているのです。
とても我慢強い性格ですが、限界にきたら一気に爆発してゼロにするような激しさを内に秘めているのが特徴。白か黒かはっきりさせたくなる性分も、そのパワーの現れでしょう。
一方、「死神」のタロットカードは、物事の終焉を意味するカードです。
朽ちたものや機能を失って形ばかりになったものを終わらせるというメッセージが込められています。
ダメなものにしがみついていないで、終了させたり手放したりすることで新たなものが生まれるということを教えてくれるカードなのです。
蠍座と死神のカードの共通点は、どちらも物事を終わらせることに関わっているということでしょう。
終わりがあるからこそ、新しいものが生まれる土壌ができる。
「終わり」は一時的にはつらく悲しいことであっても、「始まり」の予感を感じさせる希望への道へとつながっていることを、この２つは私たちに教えてくれています。
とくに蠍座の人が、この時期に「死神」のカードを引いたとしたら、今の状態を変える絶好のチャンス！
「死神」のカードは蠍座の人に、「ためらわずに限界にきていることを終わらせなさい」と告げています。そうすれば蠍座の人の中に秘められている才能が引き出されて、新たな希望が誕生するとカードは予言しているのです。
今はちょうど蠍座にあたる時期ですから、蠍座の人のみならずどの星座の人にとっても、何かを終わらせることの大切さを星々が天から問いかけています。
今の仕事に満足していない人もいるでしょう。
今の恋人との別れを考えている人もいるでしょう。
今の生活環境を変えたい、いっそ自分自身を変えてしまいたい、そういった気持ちが強まっている人も、この蠍座の時期には多くいると思います。
もしあなたがそうなら、ここで一度「終わらせる」という選択肢を検討してみるのも悪くありません。
そして心静かにタロットカードを引いてみましょう。
出たカードには、リセットした後、次に訪れるあなたの新たな未来が描かれているはずです。
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10月22日（金）更新のラッキータロット占い！ vol.32のテーマは
「今の彼と別れて次に付き合うべき人は？」です。
どのカードが出るでしょうか？
文／グロリアス星子 イラスト／サクマラン、SHUTTERSTOCK
Edited by VOCE編集部
公開日：2021.10.22
